12:00＿＿

部屋で色々話していると結構時間が経った。

深夜テンションで気分が上がっているのか


私は笑いながら莉犬くんに抱きついた

2人でギューッとハグをし合う。


「えへへっ」と笑った莉犬くんが可愛いくて


思わず頭を撫でてしまった

いつも通りに「オレ可愛いくないしっ！」と


もっと可愛い反応をしてくれると思っていた。


でも違った。



私が莉犬くんに「可愛いね」と言った瞬間


ﾌﾟﾂﾝッ    と莉犬くんの何かが切れた。


「え、、、？」問いかけようとしたが


もう遅かった。

ドサッ

私はベッドに押し倒されていた

莉犬くんは私にゆっくり近づき


首元にキスをした

突然の莉犬くんの行動に驚く暇もなく


次は、頬にキスをする。


ええっ！？！？

そして、、、、、

莉犬くんは私の首に鋭いキバを入れた

ﾂﾌﾟ、、

さとみくんに噛まれた時と同様に

鋭く痺れるようなわずかな痛みが首元を襲う

だが、それは一瞬のことで、

血を吸われるとすぐに身体（からだ）の

無駄な力が抜け、楽になっていくような気がした

吸い終わると同時に2つの小さな跡を舐める

急に名前を呼ばれ、ドキッとした

なにかまたされる、、、


目をつぶったが何かされる気配はない。

この状況で「わかんない」とは言えなかった。

だって莉犬くんは今まで私に見せたことのない

ような真剣な眼差しで私を見つめてきたからだ。

だから、「わかった」としか言い様がなかった

可愛いって言ったらお仕置き、、、って、、

最悪じゃん！

莉犬くん可愛いんだから仕方ないじゃん！

めっちゃ可愛いのに、、、！

少し心残りがあったが、オーケーした。

お仕置きって、、、何するんだろww

ニコッと笑って私の頭を撫でた。

可愛い、、、！！！

つい、可愛いと言ってしまいそうになる。

カチカチ、、、と時計の音が鳴る。

それから莉犬くんは静かに

と、言った

あんまり意味が分からなかった。

が、たぶん私にとってもみんなは特別な存在

だと思う。

「えへへ」と可愛いらしく言って私の耳元に

口を寄せてきた

莉犬くんは悪戯（いたずら）っぽく笑うと

布団の中に入ってしまった

クスクスと莉犬くんは布団の中で笑っている。

莉犬くん、、、可愛いだけじゃないのが

よくわかったよ、、、

しかも『好き』って、、、

っっっ、、、！

私は一時（いっとき）顔を赤く染めてぼーっとしていた

ふと、時計を見る。

横を見ると莉犬くんが床にしいてある

布団に寝ている。

あ、、、莉犬くん私のために板張りの上で寝てる

、、、

やっぱ莉犬くん可愛いww寝顔、、、！！

天使！！





私は、ベッドの中に入るとすぐに眠りに落ちた＿＿