??「おはよー。」
そう声をかけてきたこの子は、私とミンギュの幼なじみのジア。
ジア「二人仲良く登校お疲れ様ㅋㅋ」
あなた「全然笑いごとじゃないよォㅠㅠ」
ジア「アイツどこ行ったのー?」
いつからかミンギュのことを”アイツ”と呼ぶようになったジア。
呼び方だけで分かるミンギュの扱い。
あなた「あー……多分、あそこ?」
そう言って指をさした先は、女の子の人集りで中心までよく見えないけれど、絶対にミンギュだろう。
中学生になって女の子からチヤホヤされ始めた。
その人気は高校に入ると勢いを増した。
A「ミンギュく〜ん、お弁当作ってきたよ〜。」
ミンギュ「ごめん、僕お昼ご飯は食べないんだ。」
はぁ、女の子達が騒いでる……。
ジア「ムカつくわ…どこにそんなにモテる要素があるのか、」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。