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第5話

episode.3
95
2020/12/02 08:09
─── 教室

あなた「ねぇ、ありえないよね?アイツ本当になんなの!?」

私はジアにミンギュの愚痴を吐いた。

ジア「はぁ、、、うるさい。」

あなた「ジア‪が冷たいよォㅠㅠ」

ジア「そんな人に12年も片想いしてるのは誰??」

あなた「うぅ」

痛いところを突いてくるジア。
昔はいじめられっ子だったミンギュ。
そんなミンギュを庇ったことが物語の始まりだった。

イジメっ子A「お前の親、金持ちなんだよな?」

ミンギュのお父さんは不動産会社の社長だった。それを聞いた子達がミンギュにお金を求めるようになった。
今のように強くないミンギュは蹲って一方的に蹴ったり、殴られたりしていた。
見るに見かねた私はいじめの現場に突っ込んで行った。

あなた「なにやってんの??そんなことして恥ずかしいと思わないの?」

イジメっ子B「は?お前には関係ないだろ?」

あなた「関係ないから何?こんな現場見て見ぬふりなんて出来るわけないじゃないッ!!!」

イジメっ子D「コイツだる、帰ろうぜ。」

そう言うと、あっさりと去っていったイジメっ子達。

あなた「もう、もっと反抗しなさいよ!やられっぱなしじゃアイツらが調子に乗るだけだわ!」

ミンギュ「……ありがとう!」

その日から私とミンギュは守る人と守られる人そんな関係だった。
いつの間にか立場が逆になっているとも気づかずに。

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