第13話

JIMIN-Side-
946
2021/08/14 07:48

スタイリストさんから、衣装を渡された。



ジミン
ジミン
ハァー



あなたさんには聞こえないくらいの、小さな声でため息をついた。
















手渡されたのは、少し胸元が開いてるスーツ。





いかにも、彼女たちスタイリストの好きそうな服だ。



















自分たちの好みを僕達に押し付けるのは辞めてほしい。










前回の歌番でも、衣装のせいで思うようにダンスが踊れなかったというのに。






























ジミン
ジミン
……え、?





コンコン))


















(なまえ)
あなた
あの、、お着替え終わりましたか?
ジミン
ジミン
あ、大丈夫です



ゆっくりカーテンが開く。



僕とはなるべく目を合わさず、服を整えるあなたさん。









(なまえ)
あなた
服の……着心地どうですか?
ジミン
ジミン
動きやすくてびっくりした
(なまえ)
あなた
えっ、、ほんとですか!
ジミン
ジミン
うん
(なまえ)
あなた
良かったです!(*^_^*)パアッ



僕がそう返事をすると、




不安げなそのあなたさんの表情に、



花が咲いた。




















……笑うんだ、この子って。








しばらく、顔を見つめていると、不思議そうにあなたさんが首を傾げた。








(なまえ)
あなた
あの、何か……?
ジミン
ジミン
あ、ううん。何でもないよ
























.












ジミン
ジミン
衣装ありがとね
(なまえ)
あなた
はいっ




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