第3話

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2021/07/15 11:36
(なまえ)
あなた
えっと、服これでいっかな




ちょっと外肌寒いから、パーカー羽織ろっと。







いつも通りだけど……良いよね?





別に面接なんかしないでしょ。









そう、呑気に家を出た。


























ソジュン
ソジュン
あ、やっと来た
(なまえ)
あなた
よく言いますね、会社の場所も教えなかったくせに。
ソジュン
ソジュン
ていうか……その服。
(なまえ)
あなた
あぁ、適当に選んだだけですけど。
ソジュン
ソジュン
……ふーん。何か昨日と雰囲気違うね
(なまえ)
あなた
当たり前でしょ、昨日パジャマだったんですから!
ソジュン
ソジュン
ww
ソジュン
ソジュン
でも今日一応、社長と顔合わせあるけど。
(なまえ)
あなた
はっ!?
(なまえ)
あなた
そういうのは早く言ってください!!



今から家に戻って間に合うかな、、、





戻ったところで、面接向きの服あったっけな?
ソジュン
ソジュン
え、戻るの?
(なまえ)
あなた
そりゃそうですよ!私はただ、作業するもんだと思ったのに……
ソジュン
ソジュン
別に良いと思うけど、、、
(なまえ)
あなた
服は時と場合によって、変える必要があるんです!!
ソジュン
ソジュン
ふーん
(なまえ)
あなた
TPOって知りません??
ソジュン
ソジュン
しーらない
(なまえ)
あなた
は〜…




駄目だこの人。バカだ。





ソジュン
ソジュン
でも、みんなそんな気合い入れた服なんか着てないよ?
(なまえ)
あなた
え?
ソジュン
ソジュン
だーかーら、早く待合室で待ってて!!
(なまえ)
あなた
……そこまで言うなら




まぁ、ちょっとラフな服だけで浮く訳ないよね。



私はソジュンの言葉を信じた。



























そして数分後、私はスーツだらけの人の前で固まった。




(なまえ)
あなた
(ソジュンのヤロォ…!!)



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