そして人狼ゲームが始まった。
いつもの恒例の佐久間。
佐久間「俺は市民だー 」
と騒いでいる。
役職を決めるために俺のケータイをみんなにまわして
確認したらゲームが始まった。
ちなみに俺は人狼ね。
ラウ「ねぇ阿部くん。役職ってどんなんだっけ」
『えっとね。市民4 霊媒師 1 占い師 1 騎士1 人狼2 』
ラウ「ありがとう。じゃあ阿部くん読んでください」
ラウから携帯を渡された。
『恐ろしい夜があけました。本日の被害者はいませんでした。』
みんなが楽しみにしてるのはこの後
『疑われてる人物が2人います。阿部さんと……佐久間さんです』
心の中ではだいぶドキドキしてる。
佐久間「俺は…俺は市民だ。信じてくれ」
向井「もう名言やな」
深澤「本当に!佐久間すげー」
岩本「俺毎回見てると思うんだけど…」
ラウ「毎回見てると思う」
話しあいの3分間が始まった。
岩本「ねぇ市民誰?俺市民」
渡辺向井ラウ佐久間宮舘「俺もそう。」
岩本「深澤は?」
深澤「俺は霊媒師。」
佐久間「またかよ」
ラウ「めめは?何」
目黒「俺は占い師。」
俺はいい事を思いついた。
『ちょっと待って俺も占い師なんだけど…』
今回の人狼チームは俺とひかる。
目黒「えっ…でも……」
時間になってしまった。、
投票が始まる。
『投票が終わりました。今回の処刑者は……佐久間さんです。』
佐久間「俺は…俺は…俺は市民だ。信じてくれ」
倒れ込んだ佐久間は黙ってしまった。
隣にいためめをみると俺に笑って
しれっと手を握っていた。
そして2夜が始まろうとしていた。
♡40
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!