マンションを開けて
ポストで阿部を探す。
えっと……えっ俺の家の上じゃん。
なんで気づかなかったんだろう……。
阿部くんの316に向かっている時、
阿部「佐久間~ごめん」
寝言でこんな事を言っていた。
(目黒がおんぶしている状態)
佐久間くんごめん?どうゆう意味なんだろう?
気になっていたが触れちゃいけない気がしてやめた。
316について阿部くんに話しかける。
阿部「目黒~。☆★[★☆★☆★☆」
鍵が開いた。
阿部くんの家に入ると
オシャレな感じな部屋でした。
阿部くんをベットに寝かして、
水を1杯用意するためキッチンに行って戻ると
阿部くんが起きていた。
阿部「目黒。ごめんねここまでありがとう」
ベットの上で言ってくる姿が理性失いそうな感じだけど
『気にしないでください。僕の家この下なので……』
阿部「そうなんだ。なんでこれまで合わなかったんだろうね。」
『そうですね。』
阿部くんが水を飲んだ。
もうそろそろ行かないと迷惑かなと思い帰る準備をした。
『阿部くん俺そろそろ行きますね。また明日よろしくお願いします。』
帰ろうと歩き出した次の瞬間
阿部「まって……」
阿部くんに袖を掴まれた。
神様なんで僕にこんな意地悪するんですか?
俺の人生で最初で最後の好きなひとは
同じメンバーで男の方なんですか?
諦めてた感情をより戻させるんですか?
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。