目黒side
どーも目黒蓮です。
最近阿部くんがおかしいんです。
ちょっと前は「蓮~♡」って2人になったら来てくれたのに、
今だと、ケータイ触ってるだけ。
しかも、『家来る? 』って聞いても
「今日はいいや。おやすみ」って感じでまる1週間ちゃんと喋ってないです。
阿部くん不足で壊れそう。
だから今日は阿部くんの部屋に行ってみたいと思います。
鍵を開けて中に入ると勉強している阿部くんがいた。
俺は隣に座った。
『阿部くん。話そ。』
阿部「あっうん……わかった待ってて」
阿部くんはコーヒーを入れて来てくれた。
阿部「はい。話って何?」
『あっあのさなんで最近構ってくれないの?寂しいよ』
阿部くんはスマホで何かを検索し始めた
で、見せて来たのは俺と誰かの熱愛だった。
これって……
阿部「蓮。この人の事好きなの?どうゆう事? 」
阿部くんは泣いてしまった……
『阿部くん俺話してないことがあって……』
阿部「何」
『俺実は元カノがいて、好きじゃないけど付き合ったんだよね。でその元カノがその人で』
阿部「そうなの…」
『うん。ごめん心配かけておいで』
手を広げると阿部くんが飛び込んで来た。
俺は抱きしめた。
阿部「蓮~♡」
『阿部くん~。かわいい』
充電満タンです
♡45
✉ください待ってマース
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。