阿部side
そのあとも質問しっぱなし。
やっと落ち着いたと思ったら王様ゲームやるらしくて
王様ゲームをやるために、机の上を片付けて
やることになった。
それで1番やる気満々なのは……ふっか。
ま〜予想通りだったかな?
みんなが円のように座ってゲームが始まった。
今回紙で引くタイプだ。
どんどんメンバーが引いていって
俺が最後のひとつ。
深澤「みんな引いたね。OK王様だーれ」
手をあげたのは、翔太。
渡辺「じゃあ8番が明日の朝までニャンって語呂に行う」
岩本「8番誰ですか?」
俺はもう一度カードを確かめた。
あぁ~最悪8番だし
岩本「8番誰ですか?」
俺はすっと手をあげた。
『俺だニャン』
他のメンバーは安心した顔をして俺にいった。
宮舘「本当に深澤じゃなくてよかった」
ラウ「阿部くんじゃなかったらみんなきついよ」
岩本「阿部でよかった~」、
その後メンバーが俺にニャンと言わせたいのか
いつもに増して話しかけてくる。
佐久間「阿部ちゃん彼女さんに一言」
俺は蓮の顔を思い浮かべながら
『大好きだニャン』
と言って持っているカードを戻した。
次には俺から引く事になって、
メンバー全員が引き終わった時
深澤「王様だーれ」
立ち上がったのは佐久間。
少し考え込んでから
佐久間「じゃあ1番と5番でキメ顔ツーショット」
それで1番と5番はこーじと蓮だった。
2人が自撮りで写真を撮ってグループLINEで送ってきた。
その蓮はカッコよくてついつい見とれてしまった。
佐久間「阿部ちゃんねぇ阿部ちゃん紙回収するよ」
『ごめん。ありがとう』
その後もやったが
照が佐久間にバックハグとか
ゆり組で壁ドンとか
いろいろあって最終戦
紙をひいて王様じゃないことにショックを受ける
深澤「王様誰だ~」
手をあげて笑っているのはラウール
ラウ「じゃあ4番が女装して2番がその人にキス!」
岩本「なんかお題つけた方が良くない?」
ラウ「確かに…じゃあ付き合って3周年記念の日とか」
渡辺「いいねー3周年記念」
ラウ「じゃあ決まりね。2番4番誰~だ」
俺は2番。
4番は……
目黒「俺です。」
蓮だった。
俺は隣の部屋で着替えてメイクもした。
ラウールがどうしてもやりたくて準備したらしい。
俺は着替えておわって戻った。
『着替えてきたニャン』
みんなはざわつき始めた。
向井「阿部可愛ええな~大子ちゃんピンチやな」
みんながかわいいと言ってくれた。
目黒先生がたって始まった。
目黒「今日は蓮呼びらしいよ。」
『わかった。』
ラウ「よーいドン」
蓮が隣に座った。
『ねぇ蓮今日何の日か分かってる?』
目黒「えっとなんの日だっけ」
『わかんないの!もういい』
反対側を向いた瞬間目黒がバックハグ。
目黒「ごめん。わかってるよ記念日でしょ」
『うん』、
目黒「今日は付き合った記念日じゃん」
『うん』
目黒「じゃあ今日を結婚記念日にしよ。」
蓮は俺を離した。
俺は蓮の方を向いて、目を見た
目黒「だから俺と結婚してください。」、
『はい!よろしくお願いします。』
目黒「本当にかわいいね。目つぶって」
俺は目を閉じる。
唇に当たったのは、なんか違った。
目を開けると蓮が指で抑えてた。
『ねぇ蓮キスは』
目黒「ごめん。可愛くて」
その時目黒が俺にキスをした。
ラウ「終了」
やっとおわって元に戻った。
佐久間「やばいね。」
向井「本当にすごいね。美男美女」
その後も言われ続けた。
蓮がカッコよくて見とれてたのは
ひみつだニャン。
♡{30}
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。