第42話

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2021/01/07 08:41

阿部side








どーも阿部です。








今日朝から体調がすぐれなくて、








蓮は先に仕事があってレッスン日なのに大丈夫かな?










俺は重い体をどうにか動かして、









電車に乗りレッスン場までいった。












『よろしくお願いします。』










メンバーは誰もいない。








俺は蓮がいない日は早く行って悪い癖を治している。











でも今日は復習を軽くして終わりにした。















するとメンバーが続々と集まり始めた。












9人が集中することには俺が入ってきて2時間がたっていた。





















練習が始まった。








曲が流れてなんとか踊っていると










移動するのを忘れて深澤とぶつかってしまった。











『ごめん。』









深澤「全然大丈夫。阿部は平気?」













悪いのは俺なのに心配する深澤。








『全然大丈夫。ごめんもう1回お願いします』












また流れる音。









今回は最後まで行くことができた。









そこからがまたきつい。









踊って踊ってアクロしてまた踊って










休憩なしで1時間半










俺の体は悲鳴をあげていた。











岩本「一旦終了。また15分後に始めるよ」









メンバーは飲みものを飲んでタオルで汗を拭いた。










俺は水を1口のんで汗を拭くとまた練習を始めた。










いつもはそんな事しない。









でも今日は不安で踊ってしまう。









踊らない方がいいのに…








深澤「阿部休んだら?」







佐久間「そうだよ。阿部ちゃんだって疲れてるでしょ」









そうメンバーは言った。








でも俺1人のせいで全員を巻き込む訳には行かない。









俺は無視して練習し続けた。













そこから休憩が終わり、何時間かやって練習も終わった。












みんなが服を着替えて帰る準備をしてる時










俺は倒れた。











目黒side






帰りの支度をしてる時








後ろで阿部くんが倒れた。








目黒「えっ阿部くんねえ阿部くん」








阿部くんのおでこを触るのさとめっちゃ熱くて









こんな体調の中ずっと踊っていたんだとすごいと思った。









でも気づいてあげていれば…









他のメンバーもあつまってきて









向井「阿部くん大丈夫?」







ラウ「すごい熱!」






岩本「みんな阿部を運んで」










岩本くんの車で帰る事にした。








俺が阿部くんをお姫様抱っこして









車に運んで、家まで帰った。









♡35

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