目黒side
僕は阿部くんが好きだ。
初めて会った時にわかった。
この人なんだ。
同じグループになるってわかってから
1度諦めたのにちょっとだけ頑張って見ようと思った。
今は阿部くんが俺の隣を歩いている。
阿部「目黒あれじゃない? 」
阿部くんが指を指す。
目的地のお店にだ。
『そうですね。入りましょう。』
阿部「うん。」
店に入ると7人が待っていてくれた。
佐久間「阿部ちゃん。めめ早く~」
阿部「佐久間。みんなおまたせ」
佐久間「さぁ座って」
席に着く。
渡辺 舘様 向井 岩本 深澤
佐久間 阿部 目黒 ラウ
こんな感じ。
お酒が届いて
「「「「「「「「乾杯🍻」」」」」」」」
飲み始めて皆さんと話す。
お話が面白くて同じグループに入れた事がより嬉しい
隣の阿部くんを見ると佐久間くんと仲良く喋っている
佐久間くんずるいけどなんか二人とも可愛い
飲み始めて数時間
ラウ「すみません。僕先に上がります。」
未成年のラウールは帰るみたいで……
岩本「じゃあ俺も行く。他に帰る人いる?」
手をあげたのは、舘さん翔太くんふっかさんこーじ。
岩本「じゃあ車乗って。お先~」
佐久間くんを見ると阿部くんが肩で寝ている。
佐久間「阿部ちゃんかわいい。……」
佐久間くんと阿部くんはシンメ。
俺もあべさく大好き。
けどほんの1ヶ月ぐらい二人余り話さない時期があった
俺の中でずっと疑問に思っていた。
佐久間「めめ。阿部ちゃん寝ちゃったしそろそろ行く?」
『はい。分かりました』
寝ていた阿部くんを佐久間くんが起こした。
阿部「佐久間~。目黒~。」
寝ぼけてる阿部くんをつれて店を出てタクシーに乗った。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。