明日の仕事の事もあり
早めに帰ることにした。
『おじゃましました』
母「ごめんね。全員揃わなくて」
『いいえ。阿部くんのお母様とお話できて良かったです』
母「亮平のことよろしくね」
阿部「ちょっとそれメンバーに言うことかよ」
母「まぁまぁいいじゃない。気をつけて帰るのよ」
阿部「わかってるって。また来るね」
母「目黒くんもいつでも来てね」
『ありがとうございます。』
母「またね」
阿部くんの実家を出ると肩の力が抜けた。
阿部「蓮?緊張してた」
『うん。でも楽しかった』
阿部「俺さ1個だけ連れていきたい場所があるの」
『連れていきたい場所?』
阿部「車乗って行こ」
『うん!』
車に乗っているとおれは寝てしまった。
阿部side
運転していると蓮が隣で寝ていた。
昨日も夜遅くて疲れてるのに
こんな遠くまでごめんね。
信号で止まると蓮の唇にKissをした。
蓮を見ていたら青になっていて
行きたい場所へと車を走らせた。
♡40
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。