あれから、BANGTANのメンバーに話しかけられた事が原因で、いじめはひどくなった。ターゲットの方がまだマシになるくらい、とても酷くなった。
てかBANGTANのメンバーに話しかけられる原因作ったのはあんたらでしょ。
最近は疲れが溜まるので屋上で休んでいる。
誰かいるなんて思わなかった……
気に入った……?
何それ……どういう……
『BANGTANは全員で7人……けどもう1人のミン先輩は姿をほとんど表さないんだって。みんな顔は知ってるのに不思議だよね。』
キヒョンの言葉…
この人がミン先輩か……
ミン先輩はそういって校舎の手すりに腰かけた。
ユンギ先輩は何か思い出したようにこちらを振り返り、
ユンギ先輩とジミン先輩はどこか似てる……
安心出来る、布団みたいな……そんな存在だな……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。