バキッ、ドカッと男どもを殴りまくってる無双状態なのはだーれだ
私だ
「いーや。あいつが全部やっちゃうじゃん」
「つまんね~」
「いいな~。あいつの殺りっぷりは見ててスカッとする」
「たしかに」
「あなた~!前閉めて……!」
「あなたさん……!!」
そんな状態の私を見て、他の奴等は傍観体勢に入っている。もはや、座ってるし
取り合えず全員伸した。ちなみに全員の(ピー)を思いっきり蹴ってやった。性犯罪なんかしようとする奴はこれでいいんだよ!
それに満足したあと、ある一人のもとに歩む。
「おまえっ…!!お前なぁ!!さっき人の胸みて、あ…こいつねぇなとか!思ったろ!!?許さねぇから!」
さっき私のTシャツを破った男の胸ぐらを掴みぶんぶんと前後に振る。
「なっ…思ってな…「絶対嘘!!思った!うわーペチャパイじゃん?とか!!目に出てたからな?!」
永遠に恨んでやる
絶対に許さないからな
「勝手に見といて残念がってんじゃねぇぞ!!?」
「あいつどんだけ気にしてんの?」
「いいじゃんぺちゃぱい。可愛いし」
「まぁ、絶壁だもんな~?」
「あれだけは中学から成長しねぇし」
「分かってないな~!あなたは小さいのがいいんだろ!!」
「そうだそうだ!」
「ちょっと外野!!うるせぇ!!!」
何なの?!
カズちゃんと千冬に「あいつは小さいのが良いんだ」って言われた。何よ!!嬉しくないけど、怒るに怒れない!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!