バンッ!!
撮影2日目。
今日は道路での撮影をする。
あまり長いこといられないから撮り直しもあまり出来ない。
少し気が張っていた。
ギリギリまで練習を重ねる私達。
今回の曲は私達の「無敵さ」や「防弾」としての意思をしっかり示した曲だから気持ちも入れないと。
監督の合図で曲が流れる。
私達は踊った。
途中の爆発もアクションとなって私の心に響いた。
今までアンチありがとう 笑
おかげで強くなったよ。
ここまで来れたよ。
今までの辛い気持ちを全部皮肉として返してやる。
私達の頑張りを馬鹿にしてた人達に「勝利」の恩返し。
私達は必死に踊った。
結構いい出来なんじゃないかな?
撮影が終わり、一息ついた。
なかなかかっこいい出来だと思う。
撮影が終わり、みんなで控え室に向かってた。
ナムジュンオッパがテヒョンオッパを呼ぶ。
もしかして…私とのことかも…
テヒョンオッパがその場を立ち去る。
そして追いかけるジミンオッパ。
ナムジュンオッパの顔が歪む。
そう言ってナムジュンオッパは行ってしまった。
どうしよう。私、みんなに迷惑かけすぎてる…
色々心配だった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。