第116話

Episode 🌹
5,569
2020/05/17 02:36
テヒョン
テヒョン
皆さんちょっといいですか?

公演のリハーサルの時オッパは言った。






ユンギ
ユンギ
んー?どした?
ホソク
ホソク
テヒョンア!
どうしたの?!


皆いつも以上に熱心に聞いてる。



オッパが自分から口を開いたのなんてとても珍しいもんね…










テヒョン
テヒョン
あの…俺…


テヒョンオッパの震える拳が目に入った。









ギュッ







あなた

大丈夫ですよオッパ

テヒョン
テヒョン
うん…ありがとう…
ジョングク
ジョングク
ちょっ!
ジミン
ジミン
グガ
聞いてあげて?
ジョングク
ジョングク
…はい








テヒョンオッパは口を開いた。


















おばあちゃんが亡くなったこと

それから元気が出なかったこと

ARMYに迷惑かけたって思ってること
















ナムジュン
ナムジュン
テヒョン…
言ってくれてありがとうな
ジョングク
ジョングク
テヒョニヒョン…泣
ソクジン
ソクジン
ごめんね泣
僕らも全然分からなくて…
テヒョン
テヒョン
俺が言わなかったのが悪いんです…
ありがとうございます…
ユンギ
ユンギ
テヒョンア…
大丈夫だからな



ポンッ






ユンギオッパはテヒョンオッパの頭を軽く撫でる



ホソク
ホソク
テヒョンアおいで〜泣



ギュッ!




ホソクオッパはテヒョンオッパを抱きしめた。














ギューッ!


あなた

オッパ大丈夫ですから!
ね?

テヒョン
テヒョン
…うん泣
ありがとう…本当に…泣




その後皆でテヒョンオッパを抱きしめた。









いくらオッパでも1人で耐えるのは辛いよね…









ジミン
ジミン
テヒョンア
僕を見て?
テヒョン
テヒョン
…泣?
ジミン
ジミン
お前には僕らがついてる。
ナムジュニヒョン、ジニヒョン、ユンギヒョン、ホソギヒョン、ジョングギ、あなた、そして僕。
僕らだけじゃない。ARMYもマネージャーもみんなみんなお前の味方だから
テヒョン
テヒョン
…っ泣
ジミン
ジミン
だから1人で溜め込まないでね?
テヒョン
テヒョン
…うん泣


ギュッ

テヒョン
テヒョン
ありがとうジミナッ泣
ジミン
ジミン
うん
メンバー
メンバー
…泣










テヒョンオッパとジミンオッパはハグをした。

やっぱり2人の絆は深いな…









あなた

さあ!そろそろ準備しましょっか!
皆さん涙拭いてください!

ナムジュン
ナムジュン
今は、お前がリーダーだあなた…泣
あなた

りょーかいです!笑










その後の公演は前の私達を取り戻したように息がピッタリだった。














そしてテヒョンオッパはARMYに今までの事を話した。


ARMYは皆優しい顔で聞いてくれてた。


中には泣いている人もいた。



















テヒョン
テヒョン
…ありがとうございます泣

ギュッ




ジミンオッパは笑顔でテヒョンオッパを抱きしめてた。









ジョングク
ジョングク
…泣
あなた

グガ 笑
あんたは優しいね笑

ジョングク
ジョングク
…コク 泣
あなた

じゃあ行くよ?

ジョングク
ジョングク
…コク 泣






私はジョングクを慰めながら次の準備をした。












その日はARMYとテヒョンオッパをもっと身近に感じることが出来た日だった。






























ソクジン
ソクジン
お疲れ様!
テヒョンもよく頑張ったね!
テヒョン
テヒョン
…はいっ!
いつもおばあちゃんが見守ってくれてるような気がして…
俺、幸せです!
あなた

ですね!
私達もこんなオッパを持って幸せですよ!

テヒョン
テヒョン
ありがとう!
好きだよあなた!♡
チューしよっ!♡
あなた

は?!

ジョングク
ジョングク
はぁ?!
ちょっとテヒョニヒョンこっち来てください
テヒョン
テヒョン
なんだよグガ!!
ユンギ
ユンギ
はー笑
良かったな笑
ホソク
ホソク
ですね 笑
ここまで来たらもう大丈夫ですよきっと笑
ジミン
ジミン
良かったね!
あなた

はい!笑
やっぱりこのメンバーには笑顔が1番似合いますからね!

ナムジュン
ナムジュン
そうだな!











争う2人を収めつつその日は終わりを迎えた。
















いつも慰められてばかりだったテヒョンオッパに少しはお返し出来たかな…











このメンバーには笑顔が必須だってしっかり分かることが出来た日だった。

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