いよいよ賞の発表が始まる。
凄くドキドキするな…
喧嘩なんてどうでもよくなってた。
大賞取れたらいいな…
去年の事を思い出す。
私たちが賞を取るなんて誰も思ってなかった。
私たちを応援してくれるARMYが叩かれてた事も知った。
今年はどうだろう…
大きな3つの大賞の発表が始まる。
ドキドキ…
なかなか呼ばれない「防弾少年団」という名前…
残りの賞はひとつとなった。
「今年の歌手賞」
この賞は一番大きな賞だ。
最後の大賞は先輩アイドルが取るに決まってる。
そんなこと分かりきってる事だった。
ナムジュンオッパの緊張が伝わってくる。
そんなナムジュンオッパを見てユンギオッパが笑う。
緊張するよね…そりゃ…
こんなに緊張してるナムジュンオッパを見るのは初めてだった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。