第62話

Episode 🌹
6,806
2020/04/23 00:58
ジミン
ジミン
寒ーっ







ビュービュー風が吹き荒れる荒野の中私達はMV撮影を行おうとしていた。









「Save Me」




FIREとは違い少し悲しげなメロディ。















ソクジン
ソクジン
あ~めっちゃ雨入ってくるー
ナムジュン
ナムジュン
寒いな~
カッパを着ながら吹き荒れる雨と風に耐える。






あなた

このまま踊るんですね笑

ホソク
ホソク
リハはな~
すごい風 笑










このMVはワンカットだ。




続けて撮影するからミスが許されない。






緊張が高まる。










MV監督
MV監督
リハいきまーす
メンバー
メンバー
お願いしまーす!!






曲が流れ、リハーサルがはじまる。





ジミンオッパのシーンからジョングクに移り変わる。



















どんどん進み、リハが終わった。











あなた

はぁ…寒すぎる

テヒョン
テヒョン
大丈夫ー?
俺があっためてあげよっか?
あなた

結構ですー

テヒョン
テヒョン
なんでよー!!
あなた

早く見ますよ!

テヒョン
テヒョン
もー










モニターで確認する。



MV監督
MV監督
あー、ここジン見えてるな~
ソクジン
ソクジン
あ、ほんとだ!
MV監督
MV監督
まあ、カッパ着てるからな~
本番はもうちょいうちに入ってー
ソクジン
ソクジン
はい!







カメラの後ろで待機する私達はカメラに映らないことが大切。




















MV監督
MV監督
はい、本番いきまーす!
メンバー
メンバー
お願いしまーす!









曲が流れ、ジミンオッパのパートから始まる。














ブォン!



あなた

わっ!







カッパを着てた時には分からなかったが思っていた以上に髪がなびく。












あなた

(どうしよう…そろそろ出番じゃん…)



パチッ





その時ホソクオッパと目が合った。







ホソク
ホソク
スンッ(髪をかきあげる✨
あなた

(ナイスオッパ!!)





私は私のパートの時に髪をかきあげて登場することにした。







FIREのイジり結構役にたったかも?























次だ。










私はカメラの前に移動すると髪をかきあげてカメラを見た。






そして歌い、踊った。











MV監督
MV監督
はいOK~
確認するよー
メンバー
メンバー
はーい!






確認作業が始まる。








私のパートが始まり、髪をかきあげる私。











ホソク
ホソク
やー!いいねー!
ユンギ
ユンギ
めっちゃ綺麗じゃねーか笑
ジョングク
ジョングク
あなた誘ってるね~
ボコッ

ジョングク
ジョングク
痛っ…







どんどん進み、全員でのダンスシーン。







ジミン
ジミン
お、揃ってる!!
ホソク
ホソク
やー!ナイスナイス!
ナムジュン
ナムジュン
すごい!良かったー揃ってて!
ホソク
ホソク
ジニヒョンもナムジュナもめっちゃ上手いよ!
ソクジン
ソクジン
さすが僕!ワールドワイドハンサムだから!
メンバー
メンバー
ソクジン
ソクジン
え?聞いてる?
ジミン
ジミン
ジニヒョン静かにしてください
ソクジン
ソクジン
はい…
テヒョン
テヒョン
笑笑










確認も終わりOKが出た。









ナムジュン
ナムジュン
トゥーセッ!バン!
メンバー
メンバー
タン!防弾少年団でしたーありがとうございました!
MV監督
MV監督
いやー良かったよ!
じゃあまたMVアップ楽しみにしときなね~
メンバー
メンバー
はーい!









良い撮影だった。









テヒョン
テヒョン
ねえ!あなたのピンクの髪と俺の赤めっちゃマッチするねー!
あなた

ですね!

テヒョン
テヒョン
てか綺麗な髪だな~

私の髪を触りながらテヒョンオッパは言う。






ジョングク
ジョングク
ヒョン…何触ってんですか
あなた

別にいいじゃーん

テヒョン
テヒョン
お、あなた俺の味方に!!?
あなた

髪の毛なんて減るもんじゃないですから笑

ジョングク
ジョングク
じゃあ僕も触るっ!
ジミン
ジミン
僕もっ!!
ホソク
ホソク
んじゃ僕も~
ソクジン
ソクジン
じゃあ僕も~
ユンギ
ユンギ
じゃあ俺も
ナムジュン
ナムジュン
じゃあ僕も!
あなた

え…














その後「スーパーサイヤ人」のような髪になりながら帰った。

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