第13話

twelve
4,424
2019/11/24 13:05
誅side
今日がなーくんの退院の日だ




なーくんがいてくれて良かった


母が亡くなって俺はなんで生きているんだろうと思っていた。


母は、俺が生きている意味を教えてくれた



生きているだけで誰かを幸せにすることが出来る事を教えてもらった


でも、その母が居なくなってなーくんは自分よりも俺たちを優先して


莉人は、ショックで何日も立ち直れなくて


父は、俺たちが進みたい道を閉ざし



なんで生きてんだ


俺は幸せなんかに出来ない


そう思っていた





でも、なーくんが支えてくれた


悲しい時も、寂しい時も、悔しい時も、苦しい時も


いつもそばにいてくれた



だからつぎは俺が誰かのそばにいる






誅
俺が瑠雨くんのそばにいる……ずっと……
瑠雨
瑠雨
急な告白ですね
誅
本気にさせてやるんだからね!
瑠雨
瑠雨
やれるもんならどうぞ?
瑠雨
瑠雨
逃げませんよ僕は
誅
僕だって!
瑠雨
瑠雨
ずっとそばにいます
瑠雨
瑠雨
だからゆっくりでいいんです
瑠雨
瑠雨
僕をころちゃんに恋させてくださいね?
誅
……うん/////
瑠雨くんを僕は支える……ずっとずっと
この人の為に生きてみせる
…………………………………………
莉人side
俺は里見くんに今日告白する… 


初めてこんなに人を好きになった


この人の1番でありたい


この人の中の大きい存在でありたい

幸せにしたい


これからもずっと抱きしめて欲しい

笑顔を見せて欲しい




ずっと……ずっと……


君に恋をさせて欲しい




里見
里見
莉人様どうしましたか?ギュ
莉人
莉人
ひやぁ!さ、里見くん!
里見
里見
また、悩んでるんですか?
莉人
莉人
ううん、大丈夫、本当に大丈夫だから(*^^*)
里見
里見
…………俺が莉人様を守ります。ナデナデ
優しいこの人が

優しい手つきで

優しい瞳で

優しい声で

俺の中で大きな存在になっていく


君のおかげで今の俺がいる

君が大好きだ


どんなに離れようとしても俺は君を離さない

君は俺だけを見ていて欲しい

その瞳に俺だけをうつしていて欲しい



好きで、好きで、心が破裂しそうだ。


この時が止まればいいのに



幸せだ

莉人
莉人
里見くん……君が大好きなんだ
莉人
莉人
好きなんだ、大好きなんだ。
莉人
莉人
あなたの中の大きな存在にしてくれませんか
里見
里見
莉人様………………
里見
里見
………………ふふっ
莉人
莉人
なっ!なんで笑うの!
里見
里見
だって……だって……‪w
莉人
莉人
もう、知らない!
里見
里見
ごめん。ギュ
里見
里見
莉人様気づいてないの?俺が告白してたの
莉人
莉人
えっ?
里見
里見
俺は君を守る………告白だよ
里見
里見
好きだ………莉人
莉人
莉人
本当……に…?本当な…の?
里見
里見
すでにあなたは私の中で大きな存在なんです
里見
里見
付き合ってくれませんか?ずっと、一生……
その真っ直ぐな瞳は俺だけをうつしていて

吸い込まれそうで


君は、俺だけのもの……


好きが溢れる……



君は俺の中の光だ
莉人
莉人
よろこんで…
……………………………………
mano
mano
twelve終わりです。

るぅころ少なくてすみません。

でも、ちゃんと長いの書きます……。

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