誅side
結婚式まで後わずか、
そんな僕は今、瑠雨くんの家でソファーに座り、
テレビを見て、のんびりと過ごしている
少し離れた机でペンをはしらせている瑠雨くん
真面目に書いていると思えば、
たまに笑ったり……
僕は立ち上がり、瑠雨くんの隣に行く
そう言って僕に、手紙を見せる
招待状って……
えぇ……
家族か……
父ちゃんは……ないな
すると……従兄弟とか……
あ
嬉しい
けど、
そんな幸せそうな僕を見て
恋が叶わなかった康太は……悲しまないだろうか
小さい頃からの仲のいい大事な従兄弟が悲しむなんて
僕は、我慢できない……
康太のお母さん、
その人は、母親のいない僕たちにとって、母のような存在
まぁ、今じゃなーくんもだけど……
そう言って僕の頭を撫でる瑠雨くん
優しいけど、少し腹黒で
でも、僕を1番に思ってくれる君
瑠雨くん、大好きです
今、心から言える言葉
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投稿……遅れ気味┏○┓
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。