第40話

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2020/02/23 10:07
誅side




結婚式まで後わずか、

そんな僕は今、瑠雨くんの家でソファーに座り、

テレビを見て、のんびりと過ごしている
誅
ねぇ、瑠雨くん、さっきから何書いているの?
瑠雨
瑠雨
んー
誅
ねぇ!聞いてるっ?
瑠雨
瑠雨
……ふふっ……
誅
……むぅ……
少し離れた机でペンをはしらせている瑠雨くん

真面目に書いていると思えば、


たまに笑ったり……
誅
……もうっ!
僕は立ち上がり、瑠雨くんの隣に行く
誅
何書いてい……るの……って………これって……
瑠雨
瑠雨
……招待状ですよ?
そう言って僕に、手紙を見せる
誅
……はぁ!?
招待状って……

えぇ……
誅
誰も来ないよ……?
瑠雨
瑠雨
あぁ……えっと、ジェルくんとか、知り合いの人とか……家族とか……ね?
家族か……

父ちゃんは……ないな


すると……従兄弟とか……




誅
……康太……
瑠雨
瑠雨
……え?
誅
いや、康太……従兄弟だから……まぁ、誘うつもりないけど
瑠雨
瑠雨
……なんでですか?
誅
なんでって……あんなことあったのに…誘うなんて
瑠雨
瑠雨
僕は、誘ってもいいですよ
誅
……え?
瑠雨
瑠雨
この機会に、康太さんにころちゃんは僕のものだって見せつけれますからね
誅
……ば、ばかっ/////!
嬉しい


けど、



そんな幸せそうな僕を見て

恋が叶わなかった康太は……悲しまないだろうか


小さい頃からの仲のいい大事な従兄弟が悲しむなんて

僕は、我慢できない……
誅
……康太のお母さんだけ誘ってみるよ
康太のお母さん、

その人は、母親のいない僕たちにとって、母のような存在


まぁ、今じゃなーくんもだけど……
瑠雨
瑠雨
はいっ!
誅
……じゃあ、僕も手伝うよ!
瑠雨
瑠雨
いいんですか?
誅
だって……僕たちの結婚式だし……ね/////?
瑠雨
瑠雨
ふふっ……嬉しいです……
そう言って僕の頭を撫でる瑠雨くん


優しいけど、少し腹黒で

でも、僕を1番に思ってくれる君



瑠雨くん、大好きです




今、心から言える言葉
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投稿……遅れ気味┏○┓
mano
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