第66話

3章 第1話
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2021/12/01 21:00

あの告白から数ヶ月が経った。









私たちはとっくに部活を卒部し、今は受験期真っ只中だ。











そんな中、お受験をしない私はというと__

















彼氏と毎日幸せに過ごしております!
















……って、なったらいいんですけどね。












木兎(なまえ)
木兎あなた
ねぇスガー。
木兎(なまえ)
木兎あなた


部活にお邪魔したい気持ちもあるけど、新体制で頑張ってくれているので邪魔するのもな、と思っている。











菅原孝支
菅原孝支
良いよなー勉強しなくてもいいやつは。
木兎(なまえ)
木兎あなた
(⸝⸝´๏౪๏`⸝⸝)デヘ
菅原孝支
菅原孝支
……………
木兎(なまえ)
木兎あなた
はい!引かないでください
菅原孝支
菅原孝支
…………
木兎(なまえ)
木兎あなた
無言やめて!!



こうして、毎日暇を持て余して生活している。







今までだったらあぽすくんと部活が中心の毎日だったが、今や部活は引退したしあぽすくんとも一線引いている。












あんまり推しに依存しすぎても影山を不安にさせちゃうしね。











菅原孝支
菅原孝支
影山んとこ行ってこりゃいいべ?
木兎(なまえ)
木兎あなた
休み時間の度に移動するのは大変なんですー





3年生教室と1年生教室というのは、案外遠いもんだ。







木兎(なまえ)
木兎あなた
あと影山に重い女って思われたくないんですー
菅原孝支
菅原孝支
知らねぇべ笑
東峰旭
東峰旭
スガもあなたも、勉強しなくていいのか?



私がスガと戯れていたら、旭がやって来た。






木兎(なまえ)
木兎あなた
旭は大学行くんだっけ? 
東峰旭
東峰旭
一応その予定。
木兎(なまえ)
木兎あなた
大変だねー‪w‪w
菅原孝支
菅原孝支
こいつ、受験しないからって煽ってきやがる!
東峰旭
東峰旭
え、あなたって受験しないのか?
木兎(なまえ)
木兎あなた
あれ、旭に言ってなかったっけ?



私の進路。





それは__

木兎(なまえ)
木兎あなた
東京でプロの選手になるんだよ。












東峰旭
東峰旭
えっ!?
菅原孝支
菅原孝支
そりゃまぁそうなるわな‪w
東峰旭
東峰旭
あなた!?が!?
木兎(なまえ)
木兎あなた
いや私をなんだと思ってんだよ
東峰旭
東峰旭
……頑張ってな
木兎(なまえ)
木兎あなた
ありがと。

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