〈ようこそ如月様。お荷物お預かり致します。〉
今日は私の幼馴染のパーティー
その幼馴染と言うのが...
駿佑「あなた!来てくれたんだ!」
『もちろん、やっぱ凄いね、駿佑は』
駿佑「え?何が?」
『ほら、駿佑かっこいいから周りの人みんな駿佑の方見てる』
駿佑「そんなことないよ あなたもかわいいし、そのドレスとっても似合ってる」
『ふふ、そう?お父様が選んでくれたの』
駿佑「すっごくかわいい、 あのさ、あなた...」
〈駿佑、ちょっとこっちに来なさい〉
駿佑「ごめん、また後で」
『うん、行ってらっしゃい、』
あーぁ、暇だなぁ、
人見知りの私にとってはパーティーとか苦手なの
そのまま部屋の中を歩いていると、誰もいないバルコニーが、ふと視界に入った
『駿佑もまだだし...いっか、』
バルコニーに着くと、やっぱり外は寒かった。
だけど、なんだか心地よくて、
そのままぼーっとしてると後ろから誰かに肩を優しく叩かれた
駿佑かな?って思って後ろを振り向くと
?「やぁ、お姉さん」
私の前に突然男の人が現れた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。