第15話

カリム先輩 2
965
2020/09/22 09:00
 私とカリム先輩は魔法の
絨毯で誰もいない静かな夜空を散歩中。


 ちょっとしたデートみたいで
少しワクワクしています。


 昼間は太陽が照りつけ、
歩く足にまとわりつくような軽く重い砂。


 そんな砂漠が夜中になると姿を変える。


 絨毯の移動で起こる風も
あわさって少し肌寒い。


 足を掴むうざったい砂も
ずっと下の方にある。


 (少し高すぎて下が見れない…
っていうのは内緒ね?)


 カリム先輩に寄り添っていると、
空気は冷たいはずなのに
不思議と心は温かい。


 重い砂もカリム先輩となら少しも重くない。














     あぁこのまま私の中にある
  重い足かせも取れてしまえばいいのに…















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JANU
JANU
文字だけで終わってすみません…

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