手代木 「あー、そこ前髪長すぎる明日までに切ってこい。」
生徒「はい…すみません。」
手代木「おぉー。認めたな?認めたってことは自分でも思ったってことだよな?絶対に染めてこいよ?!」
生徒「…はい。分かりました。」
大多和「ちょっと!あなた、スカート短すぎるんじゃない?」
生徒「背が…伸びただけです。」
大多和「そうなの。じゃあ来週までにお母さんに買ってもらいなさい。」
生徒「わかりました。」
・薔薇の園学園の生徒だという自覚を持ちなさい。
・髪染めは禁止です。
・制服はしっかり着ること。
女子はスカート膝上・膝下2cm以内。
男子は腰の位置を低くしない。
・カバンには何もつけない。
そう、この学校はブラック校則が多すぎる。
『……終わってるな。』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。