家に帰って、夜ご飯を食べて、お兄ちゃんは、出ていった。
なんて、思っちゃう私は、、どしたんだろ 笑
いつもと同じように。宿題をして、お風呂に入って、、、
寝れない。
なんで?
体育館で微笑みかけられた、お兄ちゃんの笑顔が忘れられなくて、
帰り道に繋いだ手の温もりが忘れられなくて、
これじゃあ、まるで、
寝れないから、電気をつけて、嫌いな数学をすることにした。
そしたら、眠くなるかなって。
____がちゃ、
お兄ちゃんが帰ってきた。
なぜかすごく顔みたいし、下にまで駆けつけたいし、
ハグしたいな、って、思った。
私、本当に今日おかしい、、
____コンコン、
なんで、いま来ちゃったの、、?
____ぎゅ、
何言ってるんだろう、私は。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。