それから、メイクもファッションも
いっぱいいっぱい頑張った。
そして、思いも伝えられず、
私は、
高校生になった。
先輩は、バスケ部のエースでイケメンでモテモテで。
他の先輩たちに取られたくなくて。
告白した。
結果は、、
まさかのOKだった。
先輩は、何度かデートしよって誘ってくれたけど、
放課後にデートとか憧れるけど、
先輩には、釣り合わない私が放課後デートして
女の先輩に目をつけられる事は分かってたから、
その事を説明して断った。
そしたら、
それから、先輩と夜は散歩デートを毎日するようになった。
8時から10時の2時間。
1日で1番幸せな2時間。
だけど、、
先輩の目に私は、映ってないって事ぐらい知ってるんだ____、
あなたは、そう微笑んでお祝いしてくれたけど、
その切ない笑顔が頭にこびりついた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。