お久しぶりです、松島聡です
思いが通じたあの日からハイテンションです
あ、現在テンション落としてます
説明出来ないと思うから
あれから2週間
ひとり暮らしを始めた俺の家に入り浸っている
それで、ソファに座ってる俺の膝に乗って
テレビを見るのを妨害してくる
テレビを消してあなたと向き合う
そんなずっと可愛い顔で見られたらさすがの俺も
死んでしまう
2人分の飲み物を用意して持っていく
すごい落ち込んでる
いや、だって、
お泊まりはさすがに…
一緒にいたいのは俺もなんだけどね
そう言うとお茶を飲んで俺の肩に頭を置いた
スリスリしてくる。
髪の毛が首に当たってくすぐったい
わがままでもいいんだけどね。
甘えてくれるのは嬉しいから。
グッと引き寄せてぎゅっと抱きしめると
真っ赤になって黙った。
うるうるした目で上目遣いでそんな事を言うんだ
ほんと、ずるいよねあなた。
嫌いになんてならないし、
嫌いになって欲しくない。
そう言ってもっとぎゅっと抱きしめてくれた
あなたの頬に手を添えて
顔を近づけた。
そっと唇を重ねる
何度も何度も、
そっと触れるようなキス。
…あなた、大好きだよ
ちゃんと時間になって家まで送りました。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。