一方で
深夜0時過ぎ
パッと目覚めた宇宙。
そしてママとパパの部屋の前を通ると。
ママの、声が聞こえた。
宇宙が第一に思ったこと。
ママが、殺される。
無理ない事だ、そんな行為、知らないのだから。
けど、五歳児が声だけ聞こえたらどうだろうか。
完全に虐められているとしか思わないだろう。
ただ怖くなって、トイレを速攻に済ませ、部屋に戻る宇宙だった。
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次の日
ぎゅーっ
キッチン
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なんて嘘…てか、理屈通ってるし…
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昼寝時
慧が不意に、あなたの首元を噛んだ。
結果。
何いっても可愛いあなたでした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。