第12話

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2021/04/01 21:00




ユニバについて、駐車場へ車をとめる。














その時のミナ先生の横顔があまりにも綺麗で思わず魅入ってしまった














確かに美人だとは思ったけど、近くで見たら美人どころじゃないな...













しばらく見つめていると、先生がこちらに気付いて頬を赤く染める












その時私の視界は真っ暗になり、先生の小さな声が聞こえた






ミナ
ミナ
そんな...見んとってや……///
あなた

あ、すみません…つい

ミナ
ミナ
ついってなんなん//
あなた

嫌でしたか?

ミナ
ミナ
嫌やないけど…恥ずかしいやん笑
あなた

そうですか?先生可愛いですね笑









そういえば耳まで赤くなるミナ先生














んーーー…可愛い














いじりがいあるな先生って










そんなことを思いながらミナ先生の真っ赤になった横顔を見ていると













なにやら悪いことを考えている様子





ミナ
ミナ
そんなこと言うんやったら、あなたは恥ずかしくないんやね?
あなた

まぁ、そんな赤くなったりはしませんね

ミナ
ミナ
にらめっこ勝負しよや
あなたが負けたら私の言うこと聞くんやで
あなた

勝っても聞きますけどね笑

ミナ
ミナ
ええの!笑
ミナ
ミナ
いくで〜?





にーらめっこしましょー
あっぷっぷ!














にらめっこと言えど別に変顔する訳でもなくてただ見つめてるだけ












どんな状況だよって思うけどこんな美人顔間近で拝めるならなんでもいいわ












まじで先生の二重好きだわ……














ていうか鼻と唇の上にほくろあるの可愛い。












髪サラサラ過ぎん?うわぁ…つやっつやじゃん羨ましい

















しばらく眺めていると急に先生が俯いた









あなた

え、大丈夫ですか?

ミナ
ミナ
……手出すんは反則やろ…///
あなた

…手?出てないですけど……

ミナ
ミナ
髪の毛……耳にかけてきたやん…!!
あなた

え?そんなことしました?

ミナ
ミナ
ほんま…そ..顔で....はず...い……
あなた

...?

ミナ
ミナ
その顔でそれはずるい…///






そんな可愛い顔でそんなこと言うのずるいと思うけど
可愛すぎるなこの人






ミナ
ミナ
そういうとこやって言ってんねん...//
あなた

え、?はい?

ミナ
ミナ
声に出てるの!//
あなた

あ、すみません...笑

ミナ
ミナ
ええけど…//
もう行こ!





車から出ればさりげなく腕を組んでくるミナ先生














不意打ちすぎて心臓が飛び跳ねた














勘違いしそうで怖い。私に気でもあるんじゃないかって。そんなわけないんだけどね笑













何気私はユニバに来るのが初めてだ。よく見るあの地球儀を生で見てテンションが高揚する







あなた

うっ...わ...生地球儀じゃん.....

ミナ
ミナ
生地球儀ってなんなん笑
ね、写真撮ろう?
あなた

いいですね




まだ地球儀しか見てないけどこんなにテンション上がるの初めてってくらい楽しんでる













大きなテントの下を通り入場する













オラわくわくすっぞ!!!!って感じのテンション













そこからはミナ先生に手を引かれていろんな所へ行った。












色んなものを食べて色んなアトラクションに乗って……お揃いのネックレスみたいなのも買った













気が付けばもう夕方頃になってしまった。














もっと遊びたかったなぁ...また今度来てみよ。













入る時に通った大きなテントをもう一度通り、車へ戻る













ミナ
ミナ
あなた、楽しかった?
あなた

めちゃくちゃ楽しかったです!

ミナ
ミナ
ならよかった笑
じゃあ、帰ろか
あなた

そうですね








そんな会話から10分もしないで眠くなってきてしまった













こんなはしゃいだの久しぶりだったしそりゃ疲れるわな...














眠いのがなんでバレたのか





ミナ
ミナ
眠かったら寝ててもええよ
着いたら起こすで
あなた

...バレました?

ミナ
ミナ
お見通しやで笑
あなた

お言葉に甘えて寝させてもらいます…

ミナ
ミナ
おやすみ






目を閉じる前、運転席へ目を向けるとそこには穏やかな顔で微笑んでいるミナ先生がいた。

























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