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2019/06/16

第1話

プロローグ
あなたside
___________私はいつでも‘モブ’だった。
どれだけ足掻いても結局幸せになるのはヒロインで。
‘私は主人公にはなれない’って事、もう分かってた。
だいたい主人公ヒロインってさ、辛い過去を持ってるでしょ?
私は特にそんな壮大な過去持ってない。普通の家庭に生まれて、普通に育って…。でも、思い通りにならない事なんか死ぬほどあった。
どれほどの失恋をしたか。
どれほど‘主人公ヒロインの恋を応援する親友’を演じてきたか。
どれだけ泣いても誰も来なかった。
ならば、いっその事
壮大な過去を持ってでも‘誰かの特別’になりたかった。
…無理なのにね。
そんな私がある時出会った物。
それは‘二次元’の世界だった。
中でも好きだったのは「東方Project」「カゲプロ」「おそ松さん」「銀魂」の四つだった。
「二次元」の世界ならモブなんか関係なくその世界を楽しめる。
…今思えば現実逃避だった。
それからどんどんハマって行き、モブらしく生きる事に苦労を感じなくなった。諦めがついた。
でもそんなある時、一筋の光が見えた。
神様
神様
…あなたはとても辛い思いをしてきたのね…。
誰!?
神様
神様
私は…‘あなたをいつも見ていた者’…とでも言っておきましょうか。
…ストーカー?
神様
神様
ストーカー!?違いますよw
神様
神様
…まぁこんな事はさておき、あなただけの特別な世界を作っておきました。
…ん!?特別な世界!?
神様
神様
はい。そこにあなたの大好きな人達がいますよ。
…大好きな人達…って?
神様
神様
…あなたは愛が欲しかった…という事です。なので、異世界であなたが誰よりも愛せる人を見つけなさい。
急に言われても頭が混乱するんですけど…。
神様
神様
大丈夫。私がいつも見ています。困ったら心の中で私を呼んでくださいね。
神様
神様
…そして。あなたにいまから能力を差し上げます。
能力…!?!?
神様
神様
「創る能力」をあげましょう。
神様
神様
第二の人生、楽しんでくださいね?
神様
神様
あなたの幸せを誰よりも願っています。
意識が…朦朧とする…
神様
神様
…じゃあ、またね。
…そこで私の意識は途切れた。