第37話

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2022/09/28 17:32

無事に番組が終わり、各々楽屋に戻る。


後ろから「あなたー!」と声をかけられた。

振り返るとそこには

駿佑がいた。

メンバーのみんなと共に私の元に寄ってくる。

道枝「あなためっちゃよかった!声綺麗すぎてたよ」

駿佑は笑顔で私をほめてくれる。


『ありがと!なにわ男子のみんなも凄いかっこよかったよ』

駿佑以外のメンバーとはあまり話したことがなかったから、

ついつい会話が弾む。


しばらくすると、



目黒「あなたー」

そう言って私のに寄りかかる蓮

『わっ!』

びっくりして、少し大きな声を出す。

深澤「おいめめー。あなたがびっくりしてんじゃん離れろー。」

ふっかがあなたからめめ引き剥がす。

目黒「ちょっとふっかさーん」

口をとがらせる蓮を見てクスッと笑う。


目黒「あー、笑ったな?笑」

『あははっ笑ごめんごめん』
向井「やっぱあなたは笑顔が素敵やな、ステージもめっちゃ良かったで」

ラウ「それ!あなたさんめっちゃ綺麗だった。」

宮舘「いつもとちがうあなたさんで、すごい惹き込まれたよ。」

『えぇ!ありがとう!!』



SnowManのみんなと話していると横から道枝くんが言う。

道枝「ほんとSnowManのみんなと仲良いんですね!」
道枝「いいな〜」


『え?』

駿佑も十分SnowManのみんなと仲良いはずなのに、いいな〜と羨ましそうな声をこぼす。

『駿佑もSnowManのみんなと仲良いじゃん?』


すると、「ちがうよ。」と駿佑が言う。

道枝「俺はあなたともっと仲良くなりたいんだよ。」


『え?』


思いもよらない発言に固まる。


目黒「だーめ。」

何も言わなかった私の隣で蓮が言う。


道枝「なんでですか!みなさんだけずるいですよ」

目黒「あなたと仲良くなるなんてまだ早いー」

そう言って蓮は私を引き寄せた。


マネ「ちょっとみんな来てー」

なにわ男子のマネージャーさんが呼ぶ。

道枝「じゃ、呼ばれたのでこれで! 」

『うん、またね!』

道枝「はい!またあのカフェ行きましょうね。」

耳元で囁くと、マネージャーさんの元へ行った。



まだ、蓮の近くに引き寄せられたままの私を、照が引き剥がす。

岩本「近いぞー」

そう言って、またSnowManのみんなと話していると



プロデューサー「あなたちゃーん」

プロデューサーの方が私に声をかけた

プロ「今から飲み行かない?」

私の腰に手を回して話し始める。

このプロデューサーの方は少し距離が近くて、苦手だった。

私が拒んだり嫌な顔をすると、怖い顔に豹変する。

だから、この誘いも断れず、『いいですよ、』

そう言ってしまった。


私の気持ちを読み取ったのか、

岩本「俺らも行っていいすか?」

そう言ってさりげなく私とプロデューサーの間に入る。

自然と私の腰にあった手は離れ、SnowManのみんなが私の周りに付いてくれた。

プロ「俺はあなたちゃんを誘ってるんだ」

佐久間「あなたちゃんが行くなら俺らも行きたいなー」


みんなが詰める。

するとプロデューサーは、そこまで言うなら来ればいいだろ。

そう言ってその場から立ち去った。


深澤「俺らが来てもあなたと飲み行きたいんだーしつこ〜。」

目黒「いつもあんなんなの?」

『うん。ごめん迷惑かけて』

岩本「全然迷惑とか思ってないから笑」

阿部「あなたちゃんに触るとか許せないなー」

目黒「飲み会絶対近づけないようにするから」


みんなの行動がかっこよすぎて、ほんとこの人たちには敵わないなとおもった


『ありがと』


私はそう言って、みんなで楽屋に戻った

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