第3話

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2018/04/22 09:54
部活中
あなた

(なんか視線を感じる……)

チラッとだけ楽夢音をみる
あなた

(うわぁ!めっちゃこっち睨んでんじゃん)

あなた

ら、楽夢音ちゃん!

楽夢音
なに?
あなた

……なんで野球部に?

楽夢音
何となく
あなた

そっか……
(感じわるぅ)

楽夢音
ウザイから話しかけんな泥棒猫が))ボソッ
小声で何か言う
あなた

(多分これ聞かない方がいいやつだね)

沈黙が続く
キャプテン
休憩!
楽夢音
キャプテン!
お疲れ様!かっこよかったよ
あなた

(嘘つけ…見てなかったくせに)

ンダホ
先輩?どうですか?
あなた

めっちゃ睨まれてた

ンダホ
そうですか……
なんで野球部に?
あなた

聞いたけどなんとなくだって

ンダホ
なんとなく……
ンダホ
シルク絡みは明らかだね
あなた

うん。

ンダホ
でも、なんで野球部に?
もっといい方法あっただろうに
あなた

??

あなた

そりゃシルク先輩がバスケ部には入れてくれないから、仲良しのンダホがいるとこ来たんでしょ

ンダホ
……あ、そうかっ!笑笑笑笑
あなた

にしても、ンダホには近ずかないね

ンダホ
んーなんでやろ?
キャプテン
再開するぞー
ンダホ
はい!
部活終わり
シルク
おーいあなた!
マサイ
来たぞーンダホもいっしょに…………
ンダホ
あっ!シルク……
シルク先輩が勢いよく近づいてきた
ンダホの胸ぐらを掴む
あなた

えっ?!

シルク
どういう事だ
シルク先輩はかなり怒っていた
マサイ
シルク、ンダホに当たっても仕方ない
シルク
……あ、ごめん
ンダホ
いいよ。大丈夫、
楽夢音がこちらを見ている
シルク
ん、あなた、あいつのこと知ってる?
ンダホ
あ、
あなた

ごめんなさい。
部活始まる時に聞きました……

シルク
はぁーー
いやいいよ。別に口止めしてた訳じゃないし
ンダホ
言ったらダメだった?
ほんとごめん、
シルク
いいって
暗い。シルク先輩が珍しく暗い
マサイ
……
(大丈夫かな?嫌な予感がする)
シルク
このあと空いてる?
ンダホ
うん!
シルク
いやお前じゃなくて、あなた
あなた

っ!空いてます
(びびったぁー)

シルク
ちょっと4人で話そうか
マサイ
(……大丈夫かな)
駅前のファミレス
シルク
あいつ……楽夢音のことなんだけどね
あなた

はい…

シルク
何があったかと言うと、
ンダホ
最初から話したら?
マサイ
うんうん
シルク
……まずは楽夢音から告ってきて、断れなかって、い、威圧がすごかったあれは
で、付き合った
シルク
結構楽しかったけど、楽夢音の気持ちに俺はついていけなくて
言葉が無くなる
マサイ
……結構重たかったんだよ。
好きでもないのに毎日電話して、好きだよって言わなきゃ行けなかった
マサイ先輩のフォローが入る
あなた

そう……

シルク
で、ある日俺女の子のいとこがいるんだけど、その子に相談するために休日一緒に出かけたら、楽夢音の友達が勘違いして二股してるって言って騒いだ。
あなた

うわぁ……

シルク
(苦笑い)
案の定、楽夢音が、乱入。
シルク
そこで……
また言葉が無くなる
マサイ
そこで楽夢音はいとこに手を挙げた。
ンダホ
シルクはいとこめっちゃ大切にしてるからすっごい怒ってた。
シルク
……っそれで別れた。
その場で、やっぱり無理って
マサイ
でも、それからなんだよな
シルク
何回も電話がかかってきて、
「やり直そ。やっぱり忘れられないよ」
って、
あなた

……怖い

マサイ
そ!怖いの!!
番号変えて、かけられらいから教えろって俺にまで来てさ……
シルク
そんな感じの奴だからほんとに気をつけてね
あなた

はい……

ンダホ
そろそろ帰ろっか?
シルク
だな。
あなた

じゃぁ

外に出て、それぞれの道を歩き出す
ンダホ
バイバイ!!
シルク
バイバイ!!
マサイ
バイバi……
(やな予感。)
あなた

バイバイー!

あなたは歩き出す
あなた

暗くなってきちゃってる……怖い、
早くかれろ

マサイ
シルク……
シルク
ん?
マサイ
こんな時間に1人で歩かせて大丈夫かな?
ンダホ
なにが?
マサイ
だって、野球部に来たってことはあいつは、
あのこと知ってるってこと?
シルク
……
ンダホ
????
あなた

(こわっ!音楽聞きながらにしよ)

数分後
あなた

(よし、もうそろそろだな)

がしっ
あなた

(やば!誰かに腕を掴まれた!)

あなた

は、離して!やめて!!

??
私のものなのに……
絶対許さない。なんであんたなんか……
このまま地獄に落としてやる!
あなた

この声は……

がんっ!
頭をなにかで殴られた
意識が無くなっていく中で、うっすらと楽夢音の険しい顔が見えた
あなた

(なんで、私が……)

......................................................
あなた

っ!

シルク
あなた!!
つぼみ
あなた?!?!
起きたの!!
ンダホ
先輩!!
あなた

うぅぅぅ
シルク、先輩?つぼみ?ンダホ??
ここどこ?なんでいるの?

つぼみ
ここは病院。あんたが殴られて倒れてるのをシルク先輩達が見つけてくれて、ここに来たの!
マサイ
あなたちゃん!!起きたか?!
良かったぁー
あなた

ありがとう、ございます

つぼみ
あなたのお母さん、もうすぐ来るよ
あなた

ありがとう、

まだ意識がもうろうとしている
マサイ
とりあえず、骨は折れてないし、意識もちゃんとしてるとは言えないけど、記憶もしっかりあるね。
ンダホ
これって打ちどころが悪かったら
つぼみ
ンダホくんやめて
ンダホ
……はい
シルク
ほんとごめん。
迷惑かけて
あなた

なんでシルク先輩が謝るんですか?
悪いのは楽夢音ちゃんだし……

マサイ
あ、楽夢音。
退学かも
あなた

……

ンダホ
自業自得だ!
つぼみ
当たり前よ!
シルク
……だな!!
いつの間にか明るい普段の空気に変わっていた
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄

こんにちは!
そしてごめんなさい!!
関西弁入ったかもー!

次回もお楽しみに!

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