あれから1週間がたつ。
まだ返事はしていない。
はぁ……
あなたちゃん
マサイ先輩
まだ悩んでるの?
んん……どうしたらいいか…
手貸して
マサイが両手を差し出す
は…い…
あなたの両手を握って目をじっと見る
自分の気持ちに嘘つくのはダメだよ。
断れられないから付き合うとかなしね
……分かりました。
(見つめすぎっっ恥ずかしい……でも、こうして見るとマサイ先輩ってやっぱり美形…イケメンだなぁ)
いたっ!
あなた先輩!
お!マサイも……(何してんだこいつ……)
あぁダホか
良かった……((小声で))
ンダホどうしたの?
いや、探してただけです
あの時は……災難でしたね
そうだねぇ
シルクは良い奴っすよ!
半端な気持ちで言ってるんじゃないの思う
分かってるよ
だけど
ごめんなさい
だろうね。分かってたよ
……嫌いではないですよ
好きな人いるの?
いないです。
じゃぁ……どんな子が好きなの?
……私結構ドジなんで、失敗してコケそうになっても、手を差し伸べて助けてくれる人。 ですかね。
へぇー……
いると思う。そういう人。あなたの回りにいると思うよ。ありがとう、真剣に考えてくれて。
人生で初めて告白されて
初めてふった
これでいいんだ。
......................................................
ンダホ
なに?
振られちゃった
え
(なんだろうこの安心感は)
俺はあいつが求めるヒーローじゃぁなかったよ
シルク……
ははっ…………
シルク、お前はかっこいい
だから自身もて
は??
好きなタイプ分かってるならこっちのもんだろ!そんな男になれるよシルクは、
……ありがとンダホ
シルクが去っていく
だほ
へ?マサイ??いたんだ??
だほ
へ?なんて?
どアホ!!
ぇえ!
なに励ましてるの、なにライバル増やしてるの??このバカもん!
なにが?え?なに??
お前はあなたちゃんのことどうとも思ってないわけじゃないだろ!
な、な、な、な、何言ってんだよ!
正論言ってるだけだよ
いや。正論じゃないよー
じゃぁなんでシルクが告白して、しかめっ面したんだよ、振られたって知った今なんで、笑ってるんだよ
ンダホは深刻な顔をしているつもりだった
けど、いつの間に口角が上がっている
だほ。自分の気持ちに嘘つくのはほんとにかっこ悪いよ
シルク?!
さっきLINEで呼び戻した
そ、そういうマサイだって、
だって?
さっき、あなた先輩の、手握って見つめあってたじゃないか!!
手貸しって言って!
あれ〜お前が来たのって確か俺とあなたちゃんが話終わってからじゃなかったっけ??
マサイ!もしかして
ダホを、試した
飛び出てくるか
どゆこと?
俺はンダホが柱に隠れてるのを知っててそういうことしたってこと。ほんとにダホがあなたちゃんのとこ好きか試したの
でも、なんでわかったの?
この可愛いお手手が柱から覗いてたよ
なっっっぬぅぅぅ
ダホ、手加減なんかしねぇからな
お、俺もしないよ!
そうして、あなたの知らないうちに戦いが起こる
*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:.
えっと……
更新がとっても遅いのと、マサイさんのキャラブレについては本当に
すみません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それでも、読んでいただけたことに感謝。
でも、いまちょっと切羽詰まってて、
落ち着いたら2話とか一気に更新しまする!!
では(・ω・)/ アデュー☆
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