第6話

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2018/05/24 11:04
あれから1週間がたつ。
まだ返事はしていない。
あなた

はぁ……

マサイ
あなたちゃん
あなた

マサイ先輩

マサイ
まだ悩んでるの?
あなた

んん……どうしたらいいか…

マサイ
手貸して
マサイが両手を差し出す
あなた

は…い…

あなたの両手を握って目をじっと見る
マサイ
自分の気持ちに嘘つくのはダメだよ。
断れられないから付き合うとかなしね
あなた

……分かりました。
(見つめすぎっっ恥ずかしい……でも、こうして見るとマサイ先輩ってやっぱり美形…イケメンだなぁ)

ンダホ
いたっ!
あなた先輩!
ンダホ
お!マサイも……(何してんだこいつ……)
マサイ
あぁダホか
良かった……((小声で))
あなた

ンダホどうしたの?

ンダホ
いや、探してただけです
ンダホ
あの時は……災難でしたね
あなた

そうだねぇ

ンダホ
シルクは良い奴っすよ!
半端な気持ちで言ってるんじゃないの思う
あなた

分かってるよ

だけど
あなた

ごめんなさい

シルク
だろうね。分かってたよ
あなた

……嫌いではないですよ

シルク
好きな人いるの?
あなた

いないです。

シルク
じゃぁ……どんな子が好きなの?
あなた

……私結構ドジなんで、失敗してコケそうになっても、手を差し伸べて助けてくれる人。 ですかね。

シルク
へぇー……
いると思う。そういう人。あなたの回りにいると思うよ。ありがとう、真剣に考えてくれて。
人生で初めて告白されて

初めてふった
あなた

これでいいんだ。

......................................................
シルク
ンダホ
ンダホ
なに?
シルク
振られちゃった
ンダホ

(なんだろうこの安心感は)
シルク
俺はあいつが求めるヒーローじゃぁなかったよ
ンダホ
シルク……
シルク
ははっ…………
ンダホ
シルク、お前はかっこいい
だから自身もて
シルク
は??
ンダホ
好きなタイプ分かってるならこっちのもんだろ!そんな男になれるよシルクは、
シルク
……ありがとンダホ
シルクが去っていく
マサイ
だほ
ンダホ
へ?マサイ??いたんだ??
マサイ
だほ
ンダホ
へ?なんて?
マサイ
どアホ!!
ンダホ
ぇえ!
マサイ
なに励ましてるの、なにライバル増やしてるの??このバカもん!
ンダホ
なにが?え?なに??
マサイ
お前はあなたちゃんのことどうとも思ってないわけじゃないだろ!
ンダホ
な、な、な、な、何言ってんだよ!
マサイ
正論言ってるだけだよ
ンダホ
いや。正論じゃないよー
マサイ
じゃぁなんでシルクが告白して、しかめっ面したんだよ、振られたって知った今なんで、笑ってるんだよ
ンダホは深刻な顔をしているつもりだった



けど、いつの間に口角が上がっている
シルク
だほ。自分の気持ちに嘘つくのはほんとにかっこ悪いよ
ンダホ
シルク?!
マサイ
さっきLINEで呼び戻した
ンダホ
そ、そういうマサイだって、
シルク
だって?
ンダホ
さっき、あなた先輩の、手握って見つめあってたじゃないか!!
ンダホ
手貸しって言って!
マサイ
あれ〜お前が来たのって確か俺とあなたちゃんが話終わってからじゃなかったっけ??
ンダホ
マサイ!もしかして
マサイ
ダホを、試した
マサイ
飛び出てくるか
シルク
どゆこと?
マサイ
俺はンダホが柱に隠れてるのを知っててそういうことしたってこと。ほんとにダホがあなたちゃんのとこ好きか試したの
ンダホ
でも、なんでわかったの?
マサイ
この可愛いお手手が柱から覗いてたよ
ンダホ
なっっっぬぅぅぅ
シルク
ダホ、手加減なんかしねぇからな
ンダホ
お、俺もしないよ!
そうして、あなたの知らないうちに戦いが起こる
*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:.
えっと……
更新がとっても遅いのと、マサイさんのキャラブレについては本当に




すみません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


それでも、読んでいただけたことに感謝。




でも、いまちょっと切羽詰まってて、



落ち着いたら2話とか一気に更新しまする!!
では(・ω・)/ アデュー☆

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