あなた
岸『君の唇が僕に一瞬だけ触れた…』
優太くんにそう言われた時、
ドキってした…
真剣に考えてくれて、
顔つきも一瞬変わって、
そんな美しい優太くんからでたセリフは
輝いてた。
『あ、あの!ならこれは…?』
試しにと思って、
最初悩んたけどもう決めたセリフを
優太くんに聞いてみた、
いじめられて、それに余命宣告された病気を持って。
学校いけばいじめられる、病院いけば辛い治療と、薬と。
毎日がその繰り返しで嫌になり
学校の屋上から飛び降りろうと、
フェンスを超えて、
1人立ってる主人公。
【君が何をしようが僕には関係ない。けど、僕は君が好きだから………お願いだから、しなないでっ………】
【泣きたかったら、そばに居るし、話したかったら話きくから………しなないで…】
『どっちですか…?』
優太くんはさっきより、険しい顔になった。
やっぱり無理かぁ……
岸『…………守る』
『え?』
岸『俺なら、何も言わずに、フェンス超えて主人公抱きしめて。』
そのあと、優太くんはこういった
岸『まだしぬ時じゃない。君には僕がいるから。僕が…………君を守る。』
『…………』
不覚にも、涙が出た、
岸『え?!ちょ、なんで泣いてんすか、えっ』
慌てだした、優太くん、(笑)
よかった、いつもの優太くんだ(笑)
岸『え、笑い出した?!!!』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。