岸side
あなたちゃんが作ったご飯は
とても美味しくて(いつも)
ケーキも美味しかった!!!
でもやっぱりどこか様子がおかしくて。
体調悪いのかな……
『あなたちゃ…………?!』
あなた『ッ…………』
話しかけようとしたら
あなたちゃんは嗚咽はじめて、
近くにおいてあったバケツに吐き出した
『あなたちゃん……?』
あなた『ハァハァ…………ごめんなさい、誕生日なのに……』
『大丈夫です俺は…………勝利呼びますか?!』
あなた『呼ばなくていい………です、』
『え、』
あなた『………ッ、優太くんに話さなきゃいけないことがあります』
『…………?』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。