岸
あなたちゃんが、
事務所に出入りを初めて、
いろんな人たちが騒ぎ出した。
「勝利くんのお姉さん、今日も来てるみたい!」
「え、ちょ、行こうよ!!いま休憩時間だし!」
レッスン室で、ダンスレッスンの休憩してる時にそんな声が聞こえて、
紫耀『え、なぁ、勝利のお姉さん来とるってまじぽん?』
廉『え、なら、この前の人か見に行かな!』
海人『レッツゴー!!!』
あああああああ
あなたちゃんが………
勇太『俺らもいってみない?』
玄樹『みてみたいかもー岸くんは?』
『俺はいいかな……』
そういって、その場を離れようと立ったら、
玄樹くんが横に来て
玄樹『紫耀たちに取られちゃうよ?』
って耳元で言ってきた
勇太『玄樹?なにしてんの?』
玄樹『別にー、行くなら早く行こうよ!ほら、岸くんも!』
『分かったよ…』
いったら
すでに紫耀たちに囲まれてて
『あなたちゃっ………』
俺が話しかけようとしたら
勝利くんが遮って、どこか行った、
廉『いやー、綺麗やなあの人』
紫耀『だろ!?』
勇太『あれは一目惚れするねぇ(笑)』
海人『ねぇ、あの人ダンスの大会であったことあるよ!!』
玄樹『へぇー、すごい人なんだ』
すると俺のスマホが鳴った、
LINE
勝利【A1に来て。絶対に1人で】
勝利くん…?(笑)
『あ、ちょ、俺、急用できたから、じゃ!』
玄樹『え、岸くん?(笑)』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。