第30話

二十九話 続き
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2021/01/20 13:00
きんとき(時)
きんとき(時)
どしたの?
なかside
最近きんときの様子が変だ。
一緒に帰れないし、笑顔が減った。
虐めが収まったのと同じ時に変になった気がする。
nakamu(蒼真)
nakamu(蒼真)
何か隠してることない?
きんとき(時)
きんとき(時)
何も無いよw
そう力なく笑う彼が心配で。
強くは聞けなくて。
モヤモヤしたまま時間だけが過ぎていった。
きんとき(時)
きんとき(時)
今日も先帰ってて!
きんとき(時)
きんとき(時)
ほんとごめん!
そう足速に教室を出ていった。
俺は先生に呼ばれていたから職員室へ向かう。
最近寂しいなぁ…。
nakamu(蒼真)
nakamu(蒼真)
失礼しましたー
用事が終わり教室へ荷物を取りに行く途中声が聞こえてきた。
それは明らかにきんときのもので。
俺は立ち聞きしてしまった。
きんとき(時)
きんとき(時)
なかむに手出すなよ?
いじめっ子
いじめっ子
わかってるってw
いじめっ子
いじめっ子
その代わり殴られてくれるんだろ?w
えっ…?
きんときは俺を守るために身代わりになってくれていたんだ。
それを聞いた瞬間、怒りで我を忘れていた。
きんとき(時)
きんとき(時)
なかむ!?なかむ!
きんときの呼ぶ声で我に返る。
辺りを見回すと虐めている奴の足を氷が捕まえていた。
nakamu(蒼真)
nakamu(蒼真)
え…?
きんとき(時)
きんとき(時)
なかむが出したんだよ
nakamu(蒼真)
nakamu(蒼真)
ほんと!?
これが俺達の話。
後は比較的平和だったよ。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
翠
はい、次はシャークんで
翠
ではまた(・ω・)ノシ

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