そう言って、レオナがメルトの服を捲り上げ
そこに顔を埋める。
そして腹部をじっとりと舐めはじめた。
熱い舌で舐められたところが、それに反応するかのように熱くなっていく。
口答えは許さないというように、2本の指が口に突っ込まれた。
その指が、先程のキスを連想させるような動きをする。
絡めたり挟まれたりして、口の端からよだれが溢れた。
とその時、胸の中心部分にレオナの舌が触れて甲高い声が漏れる。
その後、執拗にその部分をいじられて
あられもない声をあげまくる。
精一杯強がってみるが、呂律がまわらず説得力がまるでない。
そう言って胸元にあるレオナの顔を掴んで、自分の顔に向けさせる。
レオナは目の前の唇に再びキスをした。
再度訪れたふわふわした気持ちよさに夢中になっていると、敏感になった胸の中心部分をつままれた。
強すぎる刺激に耐えきれなかったメルトは、とうとう意識を手放した。
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レオナはすっかり自分のにおいに染まったメルトを見て、満足感に浸る。
そう言いながら、気を失ったメルトの額に優しくキスをした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。