第122話

39-2
7,283
2020/12/02 13:31
     ーサバナクロー寮ー
メルト
メルト
うわぁ〜!!
メルト
メルト
おっきい骨がある!
向こうにはマジフト場もあるじゃん!
ジャミル
ジャミル
騒ぐな。
ラギー
ラギー
シシシッ、
メルトくんのお部屋に案内するッス。
__




少し歩いたところにある、部屋の前に案内された。
ラギー
ラギー
ここッス。
ジャミル
ジャミル
待て。
ラギー
ラギー
え、
すると、その部屋を開ける前にジャミルが制止する。
ラギー
ラギー
どうしたんスか?
ジャミル
ジャミル
ここは人の出入りが多いし、
寮生たちの部屋も近いじゃないか。
メルト
メルト
本当だ…
おれ、なるべく離れたところがいいな。
ジャミル
ジャミル
これには訳があってだな_
ラギー
ラギー
ああぁ!!言わなくていいッス!
そのくらい察するッスよ。
ラギーは、人通りの少ない離れた部屋に案内した。
ラギー
ラギー
ここならどうスか?
ジャミル
ジャミル
隣の部屋は?
ラギー
ラギー
空き部屋ッス。
ジャミル
ジャミル
ふむ、ここならよさそうだな。
メルト
メルト
入っていい?
ラギー
ラギー
どうぞ〜。





     サバナクロー寮ーメルトの部屋ー
メルト
メルト
今日からここがおれの部屋かぁ〜
ジャミル
ジャミル
問題なさそうだな。
ジャミル
ジャミル
じゃあ俺はもう帰るよ。
メルト
メルト
荷物ありがとね、ジャミル。
ジャミル
ジャミル
ああ、
ジャミル
ジャミル
ラギー、頼んだぞ。
ラギー
ラギー
……なんか緊張してきたッス。
ジャミル
ジャミル
なにをそんなに緊張する必要があるんだ?
メルト
メルト
どうしたの?
ラギー
ラギー
メルトくん、オレ精一杯頑張るッス。
ジャミル
ジャミル
お前は、
ちゃんとラギーの言うこと聞くんだぞ。
メルト
メルト
え、うん。ちゃんといい子にするよ。
ジャミル
ジャミル
ラギー、もしもメルトが言うこと聞かない
ようなら魔法を使っても構わない。
ラギー
ラギー
りょーかい。
メルト
メルト
もうどっか行ったりしないって!
学校にもちゃんと行くよ。
ジャミル
ジャミル
それじゃあな。
そう言ってジャミルは帰っていった。

プリ小説オーディオドラマ