第108話

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7,953
2020/11/29 12:03
メルティー
メルティー
ルーク先輩の目はどこまで見えてるんだ…
ルーク
ルーク
_ははっ
メルティー
メルティー
笑いながら追いかけてくる。
メルティー
メルティー
ふぅ……

     "キラキラ…"
メルトが空へと歩き出した。


足を踏み出すと、そこが氷の道になる。
メルティー
メルティー
流石にここまではついてこれないでしょ。
ルーク
ルーク
……、
__


メルトは氷の柱を作って飛び移ったり、
メルティー
メルティー
それっ!
     "バリバリッ"
氷の橋かけて渡ったり、
メルティー
メルティー
よいしょっ!
    ""ゴゴゴゴッ…""
氷のお城を作ったり、
メルティー
メルティー
あははっ
     ”キラキラッ"
氷の滑り台を作って滑ったり…と、

氷の魔法を次々に使って遊びだした。
メルティー
メルティー
こんなに自由に魔法を使ったのは久しぶりだ!
      "キランッ"
メルティー
メルティー
ルーク先輩は追いかけてこないし、
もうおれの勝ちかな〜
    "バリバリッ"
メルティー
メルティー
先生に怒られそうだけど…どうせ反省文
書くんだったら101枚分の悪さしてやる!
メルティー
メルティー
えいっ!!
   ""ゴゴゴゴッ!!""
メルティー
メルティー
次はなに作ろっかな〜
ジャミル
ジャミル
_随分と楽しそうだな。
メルティー
メルティー
わっ、
メルトが後ろを振り返ると、箒に乗ったジャミルがいた。
メルティー
メルティー
ジャミル…
リドル
リドル
是非バラのオブジェも作って欲しいね。
メルティー
メルティー
リドルまで…なんで、
ジャミル
ジャミル
なんでって、こんな高い所で目立つことして
たら気づかない訳ないだろう?
__
ルーク
ルーク
ふふっ、あとは任せたよ!
下にいるルークが、箒に乗ったジャミルとリドルに告げる。
メルティー
メルティー
ルーク先輩はこれを狙って…
っ…おれも遊び過ぎた。

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