菜々side
私はとても悲しい…
今は病院についた…やっとの思いで…
これからどうすればいいの…
そうすると…
トコトコトコトコ
ガチャ
そこには白い布がかかった2人の姿があった…
信じられない…
本当にいなくなったの…
ねぇ神様はなんで救ってくれなかったの…
答えてよ!誰か!
助けてよ…
私はその場に泣き崩れてしまった…
でも2人の顔を見なきゃ…
そして私は2人の白い布をとり顔をみた…
2人は眠っているかのよう…
本当に起きないのかな…
2人に誓おう…
何があっても私はお兄ちゃんたちの言うことを聞いて迷惑かけないようにします。どうか天国で見守っててください。大好きだよ2人とも…
ギュッ
誰かと思えば涼太だった…
涼太がそう言ってくれた…
涙が溢れてくる…
それに答えてくれるお兄ちゃんたちは
本当に優しくて大切なお兄ちゃん…
この人達にはいなくなってほしくない…
大好きだわお兄ちゃん達
やっぱり悩まされる…
こんな私を許して…お願いします…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。