[カフェ]
僕はアイスティー、
イェナンくんはクリームが沢山のったアイスココアに
ショートケーキを頼み課題のワークを広げる
口の周りにクリームを付けたイェナンくんは
いつも学校で見かけるクールなイェナンくんとは別で
少し新鮮な気持ちがした
いつも少し寂しそうな顔を浮かべるイェナンくんに
ぼくは、聞いたんだ
そうすると少し黙り込んでこういったんだ
思い切ってあの事をきいてみた
そのうち?
知りたいはずだったのに何か真実を知るのが怖くなった
それ以降こういう話はしなくなった
でも友達要らないって言ってたイェナンくんに
お願いしまくってなんとかカトクはゲットできた
毎日連絡しよっかな〜なんてね
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。