第3話

3話
111
2018/02/21 13:01
私は走って家に帰っていた。

が…
添田 智也
待てよーー!
後ろから添田君の声が。
あなた

何?

振り向くと、そこには花束を持ち、息を切らしている彼が。
添田 智也
花束の意味、わかった。
あなた

え?

流石に記憶力がよくて、頭がいい彼でも気づかないと思っていたのに…
あなた

で?

添田 智也
白詰草が「私を思って」で、勿忘草が「私を忘れないで」。
つまり…あなたは俺が好きなんだろ?
あなた

そうだよ…というかなんで名前?

添田 智也
あれ?覚えてないの?俺、幼稚園の時一緒だったじゃん。
あなた

んー…あっ、もしかして、とも君?

添田 智也
そうそう!その時に言ったじゃん。「大きくなったら結婚しようね」って。
あなた

言ったかもしれない。

添田 智也
それから、俺、お前の事ずっと好きだったんだよっ!

だから、俺と…付き合ってください。
あなた

はい、喜んで。

添田 智也
あ、あとさ、俺たち高校同じだけどw
あなた

嘘っ!まじかー。

そのまま2人は仲良く帰った。

プリ小説オーディオドラマ