春川side
春川あなた、現在かなりのピンチでございます!!!!
織山が「次のレッスンの時にあなたちゃんくるよ〜」
とか結構な数のメンバーに言ったらしくて
なんかそういう流れになってんの!ふざけんな!
え、でも普通に無理くね?だってあなたって郁だし。
困ったなぁ…… あ、こんな時こそ幼馴染みを頼りますか!
『ねぇあじ!助けて!』
安嶋「なに1人で騒いでんの」
『いいから協力して!』
安嶋「あー、オリが言ってたやつ?w」
『笑いごとじゃないからぁーーー』
安嶋「はいはいw じゃあ………可愛くお願いして?」
『あ゛?』
安嶋「それが無理なら俺も協力できないなぁ」
『この筋肉バカ!』
安嶋「んー?聞こえなーい☺️」
『助けてください…』
安嶋「俺、可愛くって言ったんだけどなぁ〜」
『クソが…』
安嶋「ほらあなた早く〜」
『ひで…助けて……?』
安嶋「………っ///」
『ほら…これでいいだろ…///』
安嶋「ふふっ笑 よくできましたっ」
『あじのくせにバカにすんな!』
安嶋「ほら一緒に作戦考えるよ?」
『………』
くっ…こんなことになるなら頼むんじゃなかった…
でもまあ、たまには甘えるのも良いかななんて
思ったり思わなかったり??
とりあえず作戦考えてきまーす!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。