山田はとある住宅地に向かっている。
でも違う。
だって彼は、そのとある家にチャイムを押しているのだから、
自分の家だと鍵で入るだろッ??
誰か来た、
かッ、彼女、??
私と昨夜ホテルに行ったことを彼女に隠した…。
これは完全に浮気だろ!?!?
えッ、でもあの女と私じゃ性格とか真逆じゃねぇか、!!!
なんで私を昨日…
2人は家に入った。
今思い返せば麻携帯でなにかやっていたのは彼女とのメールのやり取りだ。
そして今日は予定があると言ったのは彼女と会うと決めていた日だからだ。
私は帰ろうとした。
でも何故か足が動かない。
自然と目もとが熱くなる。
濡れている。
病気じゃないかッてくらい胸が痛かった。
私は泣きじゃくった。
私は家に帰った。
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ピコン🎶
夜中にLINEの通知。
見てみると、、
でもどこかで嬉しい私がいた。
私はそう返事して眠りについた。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!