今さっき、
テオくんとお付き合いすることになりました。
今更それ言う?
恥ずかしいじゃんか!!
テオくんは俺に顔を近ずけた、
そして
((chu
もお!
いきなりする!?
付き合ったそばから!!
テオくんは顔が赤い?
なにもお!テオくんらしくないぞ!
今更なに?
キスしといて!
テオくんは俺を押し倒した。
ま、まさか………
いやいやいや、
早すぎでしょ!!!
テオくんはまたキスをしてきた。
でもさっきのとは違う。
深くて大人なキス。
俺はいつもと違うテオくんに向かって言った。
顔が熱い。
テオくんは俺の服に手を入れてきた。
初めて触られた。
テオくんは俺のズボンを下ろした。
テオくんは俺のを触った。
テオくんは触るのをやめた。
自分で望んだことなのに
やめてほしくなかった。
すごくもどかしい。
テオくんの初めてのSっ気を見た。
そのテオくんはかっよかった。
狼のような目。
意外と筋肉があって
肌は黒目。
あとの方はだんだん声が小さくなっていく。
こんな自分が恥しい。
だって男に求めてるんだよ?
そう思ってたらなんだか涙が出てきた。
なんで男を好きになったんだろ。
普通女だろ。
今更言える?
男を好きになっちゃったって。
テオくんを悲しませるかもしんない。
テオくんはどうしてこういうときは敏感なんだろ。
俺はテオくんにだきさしめられながらまた、泣いた。
え?すんの?
この状況で。
まあ………ね。
俺ももどかしいし……
最初はゆっくりと、
でもどんどん早くなっていく。
そして我慢の限界が来た。
俺はイッてしまった。
テオくんは俺の言葉を遮って
ナカに指を入れた。
そして3本目を入れてバラバラに動かした。
そしてある1点を責められた。
テオくんはそこばっか責めてくる。
テオくんのモノが俺のナカに入ってきた。
俺はまたイッてしまった。
テオくんもイッて、
ナカに生暖かいものがある。
テオくんはぐったりとした俺の頭を撫でた。
その手はなんとも、あったかくて
安心した。
テオくんは涙目になって俺に謝っている。
俺はテオくんに抱きついた。
ホントに嬉しかった。
俺は、
テオくんの笑顔が大好きだ。
眩しくて、
輝いてて、
無邪気な笑顔。
テオくん、
大好きだよ────
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!