コトミネ side
『[俺、病院で大学の課題やったり手話習ってた。
けどずっと暇だなって思ってた。]』
『[SnowManのこと考えると苦しくてしんどかった。
声で会話できない自分が歌えない自分が嫌になった。]』
『[迷惑だからやめらほうがいいってずっと思ってた。]』
ru「っそんなことない!!!」
咄嗟にそう言ってくれるラウの言葉に心が痛くなる
『[ひとりの女の子と手話で話したんだ。
耳が聞こえなくなっちゃった子。すごく生き生きしてた。
俺のファンなんだって。今も応援してくれてる。]』
nb「声が、聞こえないのに…?」
『[俺もそう思った。けど気づかされたんだ。
聞こえる聞こえないとか、見える見えないとかそんなの関係ないんだって。
応援してくれる人のために生きることが大切なんだって。]』
『[俺、まだSnowManでいてもいいかな、?]』
ギュッ
fk「当たり前じゃんッ……」((泣
『ッ……{ありがとう。}』((涙
『[あのさ踊ってもいい?]』
mg「なに踊るの?」
『[Lock on!]』
ab「俺達も一緒にいい?」
『…!』((頷
♪~
飛び込んで 愛の世界へ
舞踊って 真夏の白雪
楽しい...ずっと踊っていたい
サクマ side
隣で踊ってる新野がすごく楽しそうで
ふと、声が出ないってわかった時の新野を思い出した
" ごめん "
ってずっと謝ってて
新野にとってつらいこともたくさんあったから
ずっと泣きそうでずっとつらそうだった
久しぶりに笑って楽しそうにしている新野を見て
自然と涙が溢れた
『、!』ギュッ
sk「ごめんごめんッ……心配させちゃうねっ」ニコッ((涙
『[どうしたの?]』
sk「大丈夫っ、嬉し涙だから。」
『、?』
sk「楽しそうにしてる新野見れて、嬉しいっ」((涙
『{俺も嬉しい。}』
sk「、?」
『{うれしい。}』
口の動きで多分、うれしいと言っているんだろうと思った
sk「手話は嬉しいってやるの?」
『{うん!嬉しい!!}』ニコッ
sk「{嬉しい!!}」ニコッ
コトミネ side
FC会員に向けての動画を撮る
『{この度は、皆さまにたくさんのご心配をお掛けしてしまい本当に申し訳ありませんでした。}』ペコッ
「…。」ペコッ
『{僕は今、失声症という病気を患い声を出すことが出来ません。歌うことも出来ません。
活動再開するのは正直すごく悩みました。けど、声が出る出ないとかそんなことの前に少しでも元気な姿を見せることが大事なのではないかと思い医師や色んな人と相談した上で決めました。}』
手が震える……
『{この病気はいつ治るかは分かりません。しばらくはダンスに専念し、SnowManとして皆さまの元気の源になれるように頑張ります。
これからも応援よろしくお願いします。}』
fk「琴嶺は大事な僕たちの家族です。
僕たちからも言わせください。琴嶺新野の応援をそして、SnowManの応援をこれからもよろしくお願いします。」
「『…。』」ペコッ
sk「ふぅ…新野おかえり!!!」
『、!{ただいま!!}』
mg「またこうやっていっぱいできるね。」ギュッ
『、!?!/////』
mk「こらイチャつくな〜!!!!」
ru「あはははっ笑笑」
みんな、ありがとう
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。