コトミネ side
暇だ……
大学の課題を進めるけど、限度がある
先生「琴嶺さん。」
『、?』
先生「暇ですか?」
『[ 暇です。]』←筆談
先生「手話、やってみませんか??」
手話、、、
『[ やってみたいです。]』
先生「早速、練習するところに行きましょうか。」ニコッ
『…!』((頷
_______数日後
凄い、手話って、、、
{手話}
「{手話慣れてきました?}」
『{難しいです。}』
「{上達早くてすごいですよ!}」
『{ありがとうございます!}』
コンコンコンッ
滝沢「失礼します。あ、どうも。」
「どうも。琴嶺さんまた明日練習で。」
『{はい、ありがとうございます。}』
滝沢「様子見に来た。」
『{……見に来て欲しくないです。}』
三宅「見に来て欲しくないってよ〜!」
『、!!』
三宅くん、、?!?
三宅「よっ久しぶり。てか痩せたねご飯食べてる?」
『{少しだけ。}』
三宅「だろうなーってことでこれ買ってきた!
琴嶺好きだろ??」
あ、りんごだ、、、
『{ありがとうございます。}』
三宅「いえいえ。俺切ってくるね〜。」
そっか、三宅くんは手話分かるんだ
滝沢「最近は手話やってるのか?」
『…。』((頷
滝沢「……SnowManに戻る気はないのか?」
『ッ……』
滝沢「みんな、待ってくれてるぞ。」
待ってくれてるけど、、
滝沢「…SnowManのことはもう嫌か?」
『……。』
滝沢「自分の本当の気持ちに今はちゃんと向き合え。
ずっと逃げっぱなしじゃダメだよ。」
『{すみません。}』
シーン……
三宅「りんご切ってきたよーってなんでこんな暗いの!
滝沢、暗くさせちゃダメって言ったでしょ!」
滝沢「いやだけど、」
三宅「もう全く……ね?琴嶺は今、生きたいように生きて。
ただ琴嶺新野はいつでも消滅させちゃダメだよ。」
琴嶺、新野を残す、、、、
三宅「はいということでまず食べる!!はいあーん!」
『パクッ……!{美味しい!!!}』ニコッ
滝沢「、!俺も食べる。」
三宅「俺も〜!」
琴嶺新野を残すってどういうことなんだろう
だって前のようには歌えない
どうすれば、、か、なんて分からない
声が出れば全部わかるのに
______翌日
先生「琴嶺さん今日は来て欲しいところがあるんです。」
『、?』
ついてくとすごく静かな階についた
先生「ここは聴覚障害をもっている患者さんたちがいる所。」
聴覚障害ってことは、耳が聞こえないとか、?
先生「失礼します。」
「{あ、先生!!}」
先生「{久しぶり。元気?}」
「{うん!!ってその隣にいるのって新野くん!?}」
『{俺のこと知ってるの?}』
「{知ってるも何も、ファンです!!!}」
『{なるほど、ありがとうございます。}』
先生「{僕、これから会議あるから2人で会話してて。}」
『、!?!』
「{え、いいの?}」
先生「{琴嶺さんもずっと人と話してないし。ね?}」
『{わかりました。}』
先生「{てことで後はよろしく!!!}」
あ、行っちゃった……気まずい
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。