首を傾げながら、
私の胸の先端を強く摘んでくる健人様。
チュッ
額にキスをしてくれる健人様。
真っ暗なベッドルームの中で
私を静かに見下ろす健人様。
その視線を感じながら
緊張している私は少し指先を震えさせながら
シャツワンピースのボタンを外していく。
足をM字に開いてベッドに座る私の
ショーツの部分に顔を寄せて
恥ずかしい言葉で責めてくる。
その恥ずかしい言葉に
羞恥心が溢れ、思わず足を閉じてしまう。
・
・
カチャカチャ
床に正座したままの私は
後ろで手を組んだ状態のまま
レザー素材の様な手錠をかけられる。
そう言うと、私の背中に手を添えて
体勢を変える私が後ろに倒れないように
支えてくれる健人様。
恐る恐る右足から体勢を変え、
開脚する私。
そう言うと、その綺麗なお顔で
妖艶に微笑みながら…
私のショーツを横から指で捲り、
その中心から溢れる液をひと掬いした。
そう言うと紐の結び目を全て解き
あっという間に全裸にされてしまった。
抱き上げられた際に触れられた横腹が
くすぐったくて思わず悲鳴をあげてしまった私
そんなやり取りをしている内に
私の手と身体は優しくベッドに沈み、
健人様に見下ろされる状態となった。
その視線が私の目から少し下に移動し、
無意識に追うと、
私の胸の膨らみを見た後、
私の視線と交わりニヤリと微笑む。
次の瞬間、、、
私の左の胸の固くなっていた先端を
その美しい唇と歯で
加減無く噛む姿が目の端に映った。
力強く噛まれたり、甘く噛まれたり、
吸われたり、舐められたり、
緩急を使いながらそこを執拗に弄ぶ健人様。
与えられる刺激に呼応するように
漏れる喘ぎ声。
そこから唇を離した健人様は、
指で強弱をつけながら触り続け、
私に問いかける。
パタン…
ベッド近くのサイドボードの引き出しから
健人様が何かを取り出し、
視界に入った瞬間息を呑む。
私の紅く腫れた左の先端を潰すように、
木で作られた洗濯バサミが取り付けられる。
その痛みは鈍く鋭く伝わってきて、
爪先に信じられない程、力が入る。
笑いながら、
取り付けた洗濯バサミを指で弾く健人様。
痛みからか自分の額に汗が滴り、
涙は自然と溢れてくる。
そう笑顔で告げる健人様は
あまりにも美しくて圧倒される。
健人様は私の右の先端に唾液を垂らし、
そのまま勢いよく舐め回した後、
鋭く歯で噛みついてきた。
痛みを逃がそうと力を抜き始めた途端、
左と同じ洗濯バサミが取り付けられた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!