第2話

♯1
1,938
2018/12/28 01:30
テヒョン
なあ、グガ…
ジョングク
……ん…?
テヒョン
……何かあったのか…?
ジョングク
…何もないですよ…?
テヒョン
そっか…それなら良かった。
グガが俺にくっつく時いつも何かあったから、気になってさ。
ジョングク
ふふ…ヒョンは本当に優しいですね。
ジョングク
ただ、今はテヒョニヒョンに会えなかった分を充電してるだけですよ…。
昨日俺は一人暮らしをするためにおばあちゃんの家にきたんだ

相変わらずおばあちゃんの家は大きくて1人で住むには大きすぎるなと思ってた。

その時、聞き覚えのある声が聞こえたと同時に家にいるはずのないグガがいて、俺達は一緒に住むことになった。

それで、今に至る
ジョングク
…それより、テヒョニヒョンは相変わらず綺麗ですね。   
テヒョン
いやいや、俺なんて綺麗じゃないよ。

グガは本当にイケメンになったな!

男らしくなって、本当に俺安心した!

まあ、可愛いところは昔と変わらないけどな!
俺はくしゃくしゃとグガの頭を撫でる
グガは気持ちよさそうに目を細めた
ジョングク

ヒョンに安心させたくて筋トレ頑張りました!
テヒョン
凄いな…
テヒョン
どんな筋トレしたらそんなムキムキになるんだ…

俺、筋トレ毎日してるのに…
グガのお腹を触ると固く、自分のお腹を触ると柔らかかった。
テヒョン
……はぁ。


これじゃ、グガも女の子も誰も守れない、
ジョングク
…そんなに落ち込まなくても、何かあった時は俺がヒョンの事守るので大丈夫ですよ。
テヒョン
いやいや、グガは俺じゃなくて女の子守らなきゃ!

俺はこれから筋トレ頑張ってグガみたいにムキムキになる!
テヒョン
それで、女の子もグガも守ってみせる!
ジョングク
…おお…!

じゃ俺もテヒョニヒョンがムキムキになるために筋トレつきあいます!
テヒョン
ほんとか!!!

それは助かるよ!

グガ、ありがとう!
ジョングク
はい!
ジョングク
……そういえば、女の子を守るって言ってたけど、
ヒョンって彼女いるんですか…?
テヒョン
…いや、それがいなくてさ…。  

グガはいるのか…?
ジョングク
…俺もいないです
ジョングク
ずっと前から好きな人はいますけどね…
テヒョン
そうなの!!!

誰!俺の知ってる人?
ジョングク
…まあそうですね。
ジョングク
…まあ知ってる人というか…
テヒョン
……?
ジョングク
…俺の好きな人は

テヒョニヒョンなんですけどね…。
テヒョン
お、俺…!?!?
ガラガラガッシャーン…
ジョングク
ちょ、テヒョニヒョン大丈夫ですか!?
テヒョン
だ、大丈夫…
テヒョン
…でも、俺男だし…それに…
ジョングク
………
テヒョン
今の俺じゃグガの事守れないし、幸せに出来ない。

俺じゃなくても可愛くて優しい女の子いっぱいいるよ。
ジョングク
……性別なんて関係ない。

俺はテヒョニヒョンが好きなんです。

ヒョンの笑顔も優しい所も全てが…

テヒョニヒョンは俺に守られていればいい。
'俺、テヒョニヒョンじゃなきゃ…ダメなんです…'
テヒョン
グガ…
テヒョン
…俺も…グガがすきだよ…
ジョングク
それ、本当ですか…。
テヒョン
…うん…
俺の体温が上がったと同時に俺はグガの腕の中に包まれた
ジョングク
…嬉しいです。



……やっと俺のもの…
同居2日目、俺達は恋人になった


でもこの時知らなかった。
…グガに裏の顔があるということに。

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